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東方天照記  作者:
59/91

買い物だじぇ!

魔理沙の家の片付けを終えた私たちは夕食の材料を買う為、里へ来ていた。


「さぁ、何を作ろうか。アリス、何か食べたいものは?」


アリス「私は何でも良いわよ。魔理沙は?」


魔理沙「私か?私も別に何でも良いぜ?」


霊夢「私はシチューが食べたいわ。」


「じゃあシチューにしようか。……今の誰!?」


アリス「私じゃないわ。」 


魔理沙「私でもないぜ。」


霊夢「一体誰かしら。」


「ん?」


アリス「え?」


魔理沙「ん?」


霊夢「何よ?」


「霊夢!?」


アリス「どうして」


魔理沙「霊夢がいるんだぜ?」

 

霊夢「神社にいたら何となく此処に来なきゃいけない気がしたのよ。」


「何それ。」


灯「何なんだろうね。」


アリス「アンタは出てきて良いの?」


魔理沙「良いわけ無いぜ!恋符『マスタースパーク』!」


灯「ぐああっ!」ぴちゅーん!


「作者ーっ!」


アリス「さぁ、行きましょう。」


魔理沙「まったく霊夢まで来るとはな。」


霊夢「良いじゃない、一人くらい増えても。」


「あれ!?作者無視!?」


…………


「ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、後は油?」


魔理沙「だな、焦がすと大変だからな。」


「油は確か…。」


………


霊夢「『油女商店』?」


アリス「こんなお店あったかしら?」


魔理沙「まぁ、裏通りだからな。私もあまり来ないぜ。」


ガララッ


「お邪魔しま~す。」


?「おや、アマ子に魔法使いのお嬢ちゃんそれと見知らぬ顔が2人。」グビグビ


「猫子│(ねこ)さん、またそんなの飲んで。」


魔理沙「私が前に来た時と同じ物飲んでるぜ。」


?「あたしの楽しみを取ろうってのかい?」


アリス「何この人(?)」


「この人は油女猫子│(あぶらめねこ)さん。化け猫さんだよ。」  


霊夢「化け猫?普通の人間じゃない。」


魔理沙「ところがどっこい!天照!」


「はいよ!猫じゃらし!」


猫子「にゃああ!」バッ!


「ねっ?猫子さんは、江戸時代から飼われていた猫で夜な夜な行灯│(あんどん)の油を舐めているうちに化け猫になったんだって。」


霊夢「ふーん。でも、妖怪が里にいるなんて珍しいわね。」


アリス「まぁ、害を加えるタイプの妖怪じゃないみたいだから良いんじゃない?」


猫子「アンタらも飲むかい?オリーブオイル。」


アリス「いえ、いらないわ。」


霊夢「私もいらないわ。」


猫子「そうかい。じゃあ、何を買う?」


「いつもの油を。」


猫子「ひまわり油というのが入ったんだが。」


「いらない。いつものを。」


猫子「そうかい?残念だねぇ。はいよ。」


「はい、お金。」


猫子「はい、確かに。それじゃあ、また来ておくれよ。今後ともご贔屓に。」


ガララッ


魔理沙「これで全部か?」


アリス「えぇ、そのはずよ。」


霊夢「それじゃあ、早く魔理沙の家に行きましょ。」


「あっ、結局霊夢来るんだ。」


霊夢「当たり前よ、ただ飯より美味いものは無いわ!」


「本当に巫女なの、霊夢って。」


魔理沙「まぁ、そう言うな。」


アリス「さっさと行くわよ。」


魔理沙の家に帰る途中、魔法の森でキノコを何個か採って帰った。ちなみに私が選んだ!大丈夫だよね……多分。



                    つづく

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