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東方天照記  作者:
14/91

挨拶 白玉楼

霊夢「ほら、次行くわよ次。」


「えぇ~!もう良いよ~!ご飯食べさせてよ~!」


霊夢「駄目よ。さぁ、来なさい。」


「いや~!ご飯~!」ズルズル


………


?「あ~っ!それ私のですよ!」


?「美味しい~。」


霊夢「相変わらずの食欲ね、幽々子。」


幽々子「あら、霊夢。貴女もどう?」


霊夢「私は良いわ。」


「食べます!」


幽々子「あらあら~。貴女が天照ね、紫から聞いているわ。はい、どうぞ。」


「頂きます!」ガツガツ


霊夢「ちょっと幽々子、餌付けしないで。」


「餌付けって私、犬じゃないよ!」


霊夢「はいはい。それじゃあ、お互いに挨拶しちゃいなさい。」


「改めまして、天照大神だよ。よろしくね、幽々子。」


幽々子「西行寺幽々子よ。それで、この子は私が住む白玉楼の庭師兼剣術指南役の……」


妖夢「魂魄妖夢です。幽々子様と同様に紫様からお話は伺っています。これからよろしくお願いします。」


「うん。こっちこそ、よろしく。で、妖夢の横に浮いてる白いのは何?」


妖夢「これは半霊と言って私の一部なんですよ。」


「ほぇ~。触っても良い?」


妖夢「えっ?えぇ、どうぞ。」


ぷにっ


「すごい…柔らかい。」ぷにぷに


妖夢「あの、もうよろしいですか?」


「あっ、ごめんごめん。それで、紫から聞いたってことは幽々子とゆかりんは友達なんだ。」


幽々子「そう、古くからの友人よ。」


「そうなんだ。どのくらい古くからなの?」


幽々子「あらあら~知りたいのかしら~。」にこにこ


「いっ、いえ!結構です!」


霊夢「じゃあ次があるから、行くわよ天照。」グイッ


「まだ全部食べて無いのに~!」


幽々子「あらあら~。」


妖夢「あはは(汗)」



                    つづく



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