挨拶 紅魔組
宴会が始まり数十分
霊夢「天照、立ちなさい。」
「な~に霊夢?」パクパク
霊夢「挨拶回りよ。」グイッ!
「ちょ!まだ食べてるのに!」
霊夢「良いから!」
少女&神様移動中
霊夢「楽しんでるかしら、レミリア?」
レミリア「えぇ、存分に楽しんでるわよ。それで、そっちの白いのは何?」
レミリアと呼ばれた小さな少女は霊夢と少し言葉を交わすと天照を観察するように見始めた。
霊夢「今日、外の世界から落ちてきたの。ほら、挨拶しなさい。」
「えっと、はじめまして。天照大神と言います。」
レミリア「私は、レミリア。レミリア・スカーレットよ。こっちはメイドの咲夜、それと私の友人のパチュリーよ。」
咲夜「十六夜咲夜と申します。以後、お見知り置きを。」
パチュリー「パチュリー・ノーレッジ、魔法使いをやっているわ。」
「咲夜にパチュリーだね。私は天照大神、これからよろしくね?」
レミリア「それにしても貴女、なかなか面白い運命の持ち主ね。」
「運命?」
霊夢「レミリアの能力よ。あの子の能力は運命を操る程度の能力で。」
レミリア「自分の運命だけじゃなく、相手の運命も操ることができるのよ。」
「そうなんだ…で、面白いって言うのは?」
レミリア「貴女の運命、この先何が起こるのか全部見えたのよ。楽しみね。」
「運命ねぇ。でも、変えることも出来るんだよね?」
レミリア「そうね、無理でしょうけど。まぁ、せいぜい頑張って私を楽しませなさい。」
「咲夜はメイドさんで、パチュリーは魔法使いかぁ。」
咲夜「はい、お嬢様の身の回りのことから、お屋敷の掃除まで全てやっています。」
「全部一人で!?」
咲夜「はい。妖精メイドがいますが、妖精は頭が悪いので結局は全て一人でやっています。」
「すごいなぁ。」
咲夜「いえ、能力があればこそです。私の能力は時間を操る程度の能力と言います。」
「そっ、それって時間を止めたり出来るの!?」
咲夜「もちろんです。時間を戻すことは出来ませんが、空間を広げたり縮めたりすることは出来ますので、お屋敷の掃除も一人で可能なんです。」
「スッゴ~い!すごいよ咲夜!今度、お屋敷に行ったら見せて!」
咲夜「えぇ…構いませんが(その前に時を止めた状態が分かるのかしら。)。」
パチュリー「貴女が天照だったの。」
「おょ?私のこと知ってるの?」
パチュリー「魔理沙が嬉しそうに話してたわ。面白いのが来たって。」
「パチュリーと魔理沙、知り合いだったんだ。」
パチュリー「被害者と加害者よ。」
「?」
パチュリー「そのうち、わかるわ。ほら、霊夢が呼んでるわよ?」
「本当だ。じゃあパチュリー、また後でね。」
パチュリー「えぇ、後で。ふふっ、魔理沙の言うとおり面白い子ね。少し興味が出てきたわ。」
つづく




