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裏設定1:奏里こと徐元直の過去のお話(スキップ可能)

蛇の足ー1(無真 29話にて)




元直の過去






カナ「お母様!ただいま戻りました」




カナ「お母様?どこにいるんだろう。今日はせっかく市場でいい桃を安く買ったから、お母様と一緒に食べようと露天商も早く閉まって帰ってきたのに...」




タッ




タッ






がらり




カナ「お母様...?おかあ...さ、ま?」






カナ「...?」




カナ「お、お母様、何でそんなに高いところにいるんですか?あ、あんなところに椅子なんかおとしちゃって。その首に付けた縄は何です?そんなところにいたら危ないですよ。早く降りてきてください」




ギィ




ギィ




カナ「おかあ...さま?」








ギイ




ギィ






元直の過去 その2(無真 30話にて)




やめて




「かわいそうに...」




やめて




「母親が自殺したそうよ?」




言わないで




「あの母も無責任だわ。こんな幼い子を残して自殺なんかして...」




聞きたくない




「あのね、もしあなただけ良ければ内の娘にならないかしら?」




そんな同情は要らない。




「そんなところに女の子一人で住むと危ないよ?」




ほっといて。




「死体と一緒に住むとか気持ち悪い」




あなたと関係ないじゃないの。




「その人を渡しなさい」




私の邪魔しないで。




「こら、何をしているんだ!退け!」




お母様をどこに連れて行くの?




「あんたが何をしているのか、解ってるの?」


「ああああ、血、血が、し、死ぬ!!」


「落ち着け、掠っただけだ!」




あぁ


うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイ






私とお母様をほっといて。






私を一人にして。








元直の過去ー3(31話にて)






「...」






ギイイィ






お腹すいた。




もう食べるもん、残ってないね。




「...」




お母様、私、もうダメみたい。




ゴメンね、私、もうソコに行っていいよね?




...






..











??「先生、こっちです!」


??「あら、もう大部弱っているわね。このままだと本当に危ないわ。朱里。これを上げるから何か患者が食べる物を買ってきて。私は湯薬を作るから」


朱「わかりました!」


「...ダレ?」


水境先生「もう大丈夫だよ?あなたお名前は?」


「名前...






...カナ」


自分に任せればこの世界で一番不幸で悲しみに滲みつつも世界を守ろうとする呪われた人間作れます。正気じゃなくなりますが(自分が

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