表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

誰とも知れないプロローグ 又は 少し寂し気なエンドロール











 光が広がっていく


 






  

 焼いていく  滅却されていく(消えていく)   停止していたこの世界  我らが守ってきたもの



 





 凍った時間を 空間を そは薙いでいく  その中に 手を伸ばす  確かに握りしめた  かの者は 総体組織重量のほぼすべてを失っても  それでも なお存在していた






 

 見てしまいました  それはそう言うとかすかに笑ったかのように感じた  なぜそんな表情を見せるのか  力強く握る  その手が爆散崩壊する  それでも 離さない

 





 あいつらが何なのか  わかったんです  正体を早く分析して 打倒する手段を  少しでも早く 見つけ出して皆で共有しないと  




 

 そう聞こえたのが最期だった  残骸となったか細い(軋み)は もう誰にも届かない  光は天上にあって  我らに  (嘲笑って)いるように見えた




 それに生れてはじめての敵意を向けた瞬間だった。火線が、光刃が、電撃が我の体を撃った。



 翻弄され吹き飛ばされる。さっきまではあり得なかった地面に叩きつけられて大きく跳ねた後に、何度が無様に転がる。我の与えた衝撃であり得ないことが起きているなど確認することもなく。


 それよりも、その攻撃見覚えがあった。驚きで、目を見開いた。天上にあったものは、この世界をともに護るためにとこの世界によって作られた無垢なる獣。

 つまりは、我盟友にして同胞。そして、先程までの戦友であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ