表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのはなしをしよう 《小分け版》  作者: ぽすしち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/56

天井の絵


 見上げた門が、ゆっくりと開き、二人を迎え入れた。



 口をあけてみるネイブを、アルルはおかしそうに、招き入れる。



 ジャックの城に入ったことはないけれど、きっとこんな感じなんだろう。



 木ではなく、石でできた建物独特の冷たさを感じながら、自分たちの足音だけ響く静かで大きな空間を見上げた。


 あれは、シャンデリアという照明だ。

 事典で見たことがある。




 細く長い柱がたくさん並び建てられ、アーチ型の天井を支えている。

 それらに巻きついたように施された細かく美しい彫刻が、ところどころくずれて欠けており、もしかしてこれは、ひどく古い建物かもしれないと考える。




 みあげた天井には、どうやらグレーランドの色々な種族たちのそれぞれの様子が描かれているようだが、それもひどく古風な習慣だし、着ている服など布きれだ。




「ノーム種族はあそこに ――」

 横から長い腕が伸び一画をさす。

 


 かなり広い範囲に、本を片手に議論しあうような男たちと、子どもを両脇にしたがえて楽器を弾いているらしい女。



「―― 温厚で、賢い種族だ」

「・・・・・・」


 

 そのむこうに、黒い兜をかぶり長いマントをひるがえし、他の種族と戦うディーク種族の絵をみつけたネイブは、気の利いた言葉を返せない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ