表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのはなしをしよう 《小分け版》  作者: ぽすしち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/56

小さくなったコーニー



 冷たく微笑んだ男はカウンターの中で何もせず、成り行きをみていた男へ小銭を投げ、しわくちゃになったコートをなおすネイブに、落とした書類の束を渡した。


「どこに、むかうつもりだったんだね?」


「あ、あの、何かの間違いなんです。書類の間違いってかんじで・・」


「間違い?間違いでここへ?」


 ふいに、酒場中の視線が集まっていることに気付いた男が、出よう、とドアへ先に立つ。




 雨も風もまだやまない外に出て、ネイブはようやく息をつくことができた。


「あなたにお礼を言う前に、ちょっと待っててください」


 ドアの横に掛けておいたランプをとりあげ、中でゆれる小さな青い炎に文句をつける。


「おい!コーニー!おまえ、知ってたんだな?だから急に眠いとかいって、眠ったふりだろ?おい!こら!」



 がしゃがしゃとランプをゆすれば、静かに手をつかまれた。




「ふうん。あなたのお守りは炎ですか?しかも、青色だ」


「おれんちは代々、これなんです」


「ほう、それはいい。 でも、ここでは炎は力を発揮しにくいはずだ。おそらくフリではなく、本当に眠っているのだと思う」


「発揮しにくい?」


「このヌウクゾーンの隣はすぐにボトヌゾーンだ。 全ての光は吸い取られてゆく」


「・・・・本当に?」


「ああ。その輝きで、精一杯なはずだ」




 そういえば、ここまで小さくなったコーニーなんて、見たことがなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ