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魔族が来た




4人目か・・・。

「私は・・・」

「・・・だ!誰か、ギルマスか月と狼のメンバーを呼んでこい!」

自分が戦闘があまり得意ではない事を伝えようとすると、ギルドの受付の方で何か騒ぎがあった様で誰かの叫び声がした。



「ギルマス、この気配は・・・。」

「うむ、解っておる。」

月と狼のメンバーとギルドマスターは騒ぎがあった方へと走っていった。

私も皆の後を追いかけた。




「お初にお目にかかります。貴女がギルドマスターですか?」

角の生えた女性が丁寧に挨拶をした。

あの女性は魔族か。

亜人と魔族は別の存在として扱われており、人類の味方か敵かでそう判別しているらしい。


「人の言葉を理解し対話する上級の魔物か。」

ギルドマスターは敢えてそういう言い方をした。



「・・・その言い方は心外ですね。我々魔族も、そこにいる亜人共と同じなのに。」

角の生えた女性は月と狼の面々を見ながらそう言い放った。


「同じね・・・君ら魔族だけは人類を滅ぼそうとしている。」

テミスさん達が武器を構えた。


「無闇に命を奪う事はしないさ。4人の予言の者達だけ倒せればそれで良い。」

角の生えた女性は私の方を向いた。

そして、炎の魔法を無詠唱で放ってきた。


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