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作家ノベルの追放
今の所、最初の3話は3日連続投稿をして、4話目以降は毎週日曜日の週1投稿を考えています。
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「悪いが、お前とはココでお別れだ。」
勇者である幼馴染の男が申し訳なさそうに私にそう告げる。
「王命だからパーティに入れていますけど、そもそも何で1人だけ作家なんです?」
賢者の男が首を傾げた。
そうは言われても、国のお抱えの『外さない占い師』が世界を救うのは、同じ日に生まれた『勇者』『聖女』『賢者』そして、何故か非戦闘職の『作家』だと予言して、勇者の職業を持つ幼馴染と同じ誕生日で作家を生業にしているという理由で呼ばれた。
「そうね。私達の英雄譚を書くわけでもないし。」
聖女が小言を言うが・・・
英雄譚を書かないのは照れやな幼馴染の勇者に「恥ずかしいから書くな」と言われて書いていない。
まぁ、日記は付けているから、今からでも書こうと思えば書けるけど。
「ノベル、故郷の村に帰れ。装備品と今狩ったこの鳥は退職金と合わせて受け取ってくれ。それじゃあ・・・またな。」
そう言って勇者達とは別れた。




