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第42話 これからの未来

第3章もこれにて…完結です!本当に色々なことがありましたがそれなりにいい物語を書けたのかなと思っています。章の最後ですので少し内容は薄いですが最後までしっかりと見守ってほしいです!


それでは、どうぞ!

グレムたちはマシル王国で朝からべラム王に頼まれた()()()についての準備を手伝っていた。


馬車の荷台に()()()を載せる。


「これで、全部かな?」


グレムがそう言うとエルがこう言いながらもう1つ運んできた。


「これで……最後です。」


重そうに運んできたのでグレムが手伝ってやる。


「ああ、いいですよご主人様!私がやります!」


「可愛い女の子に力仕事を任せる訳にはいかないだろう。こういうのは男がやるべきだ。」


「可愛い…女の子…ふふふ。」


エルはその言葉を聞いて嬉しそうにしている。可愛いねほんと。


そう思っているとルリが何本もの旗を持ってやって来た、それもとても重そうに。


グレムはまた今度はルリを手伝ってやる。ルリは言う。


「ご主人様…ありがとう…。」


荷台にドサッとそれを載せた後、グレムは笑顔で言った。


「いいんだよ、これくらい。…よしっこれで本当に終わりかな。」


べラム王に頼まれた()()()を荷台に積み終わると丁度、べラム王が来た。


「…どうやら、準備は完了したようだな。手伝わさせてすまない。」


べラム王は王でありながら()()()()()()のグレムたちに頭を下げる。それを見てグレムは咄嗟に言う。


「ああ、いえいえ。とんでもないです、ただこの関係を取り持った者なので、最後まで見届けさせて欲しいので手伝っただけであって…。」


「ふふっ…お主は本当に優しいな。くれぐれもその優しさに付け込まれないように気をつけろよ。」


べラム王は笑いながら言った、グレムも少し笑い返す。


「では、デガル王国へ行こうか。」


「はい!」


グレムはべラム王の言葉に大きく返事をした。




デガル王国王城にて。


「昨日条約を結んだばかりなのに一体どうしたのだこれは。」


ダイム王が窓からその荷馬車の数に驚きながらべラム王とグレムに聞く。


べラム王が言う。


「その条約なんだが…もう1つ付け足したいものがあってな…かなり重要なんだ。」


「ほう、それは一体なんだ?」


「それは後で話そう、1度、兵士を1箇所に集めてくれないか?その前で大々的に話したい。」


「分かった、だが本当に一体なんだと言うんだ?」


ダイム王は兵士長を呼び出し、王城前に全兵士を整列させるように言った。




その成立した兵士たちの前に指揮台を設けた。その上にべラム王は上り、大きな声で言った。その様子をグレムたちは少し遠くから見守っていた。


「今日から、我らマシル王国、デガル王国は連合国として、発足したいと我は思っている。」


並んでいた兵士がざわつき出す。ダイム王は少しその言葉に驚いた後、笑顔を浮かべながら指揮台へと動きだした。


そしてダイム王も指揮台へと上るとこう言った。


「その通り!我もこの意見に賛成したい!人間と獣人の関係を深める第一歩として、連合国となり、共に人間と歩んでいきたい!」


その言葉に兵士は少し驚きながらも拍手をしだした。その後にべラム王がまた大きな声で言った。


「今回は、そのために色々と用意してきた!兵士よ、持ってこい!」


荷馬車がある方から2人の兵士が歩いてきた。その1人はマシル王国とデガル王国の象徴となる国旗の特徴を合わせたような旗を持ち、もう1人は同じようにその2つの国の特徴を合わせ持った鎧を着てやってきた。その鎧は、この間()マシル王国軍を倒した時にマシル王国軍が着ていたものであった。


「今日は連合国としての国旗と、その兵士の鎧を用意してきた!今日からはこれらを使って、連合国として活動をしていこう!」


べラム王がそういうと、兵士たちからは歓声が上がった。誰一人として、拒むものはいなかった。


その歓声の中、べラム王はダイム王へと言う。


「このいきなりの話をすぐ了承としてくれるとは思わなかったぞ、感謝する。」


「いや、こちらこそありがとう。こうなる事をいつからか望んでいたんだ。それが叶った、こんなに嬉しいことはない。」


そういうとダイム王は右手を出した。べラム王も右手を出し、握手をする、そして2人で笑った。


兵士たちの歓声は、長い間鳴り止まなかった。




馬車に乗り込んだグレムにべラム王が言った。


「もう行ってしまうのか、寂しくなるな。しかもお前には大きな恩があるというのに…。」


「気にしないでください、私は2ヶ国の間を少しばかり取り持っただけですから。」


今度はダイム王が笑いながら言う。


「その2()()()()()()()()()()()ということが私たちにはとても大きなことなんだよ。ありがとう。」


「こう言われると何か恥ずかしいですね…ありがとうございます。…それでは、行きますね。いつか、また会いましょう。」


べラム王が言った。


「ああ、絶対だからな。約束だ。」


ダイム王も言う。


「お主とは絶対にまた会えると信じているぞ。」


ダイム王がその言葉を言い終わった瞬間、馬車は動きだした。グレムは窓から大きく手を振る。


これからの未来、あの国がどうなっていくのかはまだ分からない。それでも、人間と獣人、初めて種族の違いを乗り越えて、親密な関係になれたのだから、きっと大丈夫。互いに手を取り合い、必ず良い方向へと進んでいくであろう。


エルが聞く。


「ご主人様!次の目的地は何処ですか?」


「ああ、次はいよいよ初めてのダークエルフの村、ワマル村に向かおうと思う。エルの故郷の手がかりを見つけに行こう!」


エルとルリは2人で返事をした。


『はい!ご主人様!』


俺たちの冒険もまだ始まったばかり、これからの未来なんて誰にも予想できない。だから…冒険は楽しいんだ!

第3章どうでしたでしょうか?


この後に続く第4章に期待しながら待っていて欲しいと思います。楽しみにしていてください!


それでは、また次回お会いしましょう!

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