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エホバの証人さんと私  作者: 温泉王子
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証人さん、来訪す

「こんにちは。私、エホバの証人の○○という者ですが…。」


やってきた人は、キリスト教の宗派?の1つ、エホバの証人のお姉さん。

個人的には興味はありもせず、なくもない。

0ではないが、限りなく「どうでもいい」に近い程度には興味がある。

なので、家に上げるという事はないが話だけ聞く事にした。

なんか冊子を受け取った。


結構前の話になるので思い出しながらだが、確か「エホバを知っているか?」と聞かれたと思う。

答えはNO。

最初はキリスト教だとも思わなかった。


エホバさんはキリスト教の神様らしい。

キリスト教というと「主よ…~」的な感じで神様の名前が出てこないイメージだったんだけど、

なんか、神様の名前が削除された歴史があるとかで、その削除された部分がエホバなんだとか。


なんでエホバ教じゃないんだろう。


で、聖書というのは信頼できる書物なんだそうだ。


なぜなら、世界中で読まれていて、科学的な根拠があってなんちゃら(もう1つくらいあったはずだが、忘れた)。


何回か訪れ、2回に1回は「聖書は信頼できる」と言うので、その辺りに言及した日もあるのだが、

できるだけ日付順に書き込みたいので、またの機会に書き込もうと思う。


私は、議論は好きだが頭の回転が遅く、口下手…所謂コミュ障というやつなので、良い経験になると思う。


向こうは活動(?)でき、こっちは訓練できる。

Win-Winというやつなのではないだろうか。


10個くらいの中から2つほど、気になる事柄を選ぶよう言われたので、

・神の王国とは何か

・神が組織を持っているのはなぜか

というのを選んだ。


他はキリストとはどんな人か、とか、世の中に苦しみが満ちているのは何故か、とかそんなのだったし、

そういうスピリチュアル?なやつは、だいたいどっかで聞いたことがあるような話だろうと想像がついた。

けど、王国だの組織だのってのは意外というか想像がつかなかった。

宗教って、もっとぼやーっとしたものってイメージがあったし。


したら、なんかiPadで動画を見せてくれた。


所謂、楽園というやつだった。

もっと、こう生々しく?会社とかに例えて現実味を添加した感じ?


3行で簡単にまとめると

・人が治める世の中では問題(病気とか戦争とか)がテンコ盛り。

・全ての問題は神によって解消。

・優しいキリストさんが国王(!)の国が楽園。


うん、この楽園についても数ヵ月後に議論になった。


なんというか……。うん。

リアクション取り難かった。


相手がどんな人かもわからなかったしね。


曖昧に「はーん」「ふーん」「ほーん」と返事をしているうちに、

「ではそろそろ失礼します」と帰って行った。


割と普通の人で、粘ったり勧誘したりとか無かったし、次はもうちょっとしっかり話してみようと思った。

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