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ニャートス  作者: ほのぼん
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泥棒

真夜中、物音がした。おばあさんはびっくりして目を覚ました。すると、背後から「金を出せ。大きな声を出したら殺すからな。」頭からマスクを被った男は、口に何かをいれているようなへんな声だった。おばあさんは震えながら財布からお金を出そうとすると、男はそれを引き取るように奪った。中身を見て、たいしたことないなと言い、タンスを開け、そこにあった封筒の中の金を、すかさず鞄にいれて、男はおばあさんに後ろを見るな。そう言うとまた大きな音をさせて出ていった。すぐにおばあさんは警察に連絡した。二階でぐっすり眠っていたぴかりんは全く気づかなかった。ぴかりんは「おばあさん、ごめんね」そう言っておばあさんに抱きついた。おばあさんは警察に、「財布には三万しか入っていませんでした。でもタンスには私が昨日銀行から出した200万が入っていたんです。不思議ですが、タンスの二段目の引き出しを開け、封筒を取り出した時に、まるでそこに、お金があるのを分かっているかのようでした。」おばあさんは警察に話した。そのとき、おばあさんはハッとした。「お金を引き出したことは弟にしか話してないわ。それに、私がタンスの二段目にいつもお金を入れてるのを知ってるのも弟だけよ。」でもなぜ?警察はおばあさんの弟の自宅を捜査した。すると、おばあさんの財布と封筒に入った200万が出てきた。弟は、パチンコでつくった借金が600万ほどあることが分かった。警察はおばあさんに「犯人は弟さんでした。ギャンブルで多額の借金を抱え犯行におよんだようです。」おばあさんは「借金があるのは知っていたわ。弟に渡すつもりで、お金を引き出したの。だから弟を逮捕しないで」そう言って頭を下げた。弟はその言葉を聞いて、床に崩れ落ちた。ぴかりんはおばあさんがそのお金を古くなった家の改築の頭金にすると知っていた。おばあさん、弟をかばったんだなと思った。

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