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ニャートス  作者: ほのぼん
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ニャートスのママの不安2

友人宅に引っ越しても、嫌がらせは止まなかった。自転車をパンクさせられる。友人宅の花壇を荒らされる。お母さん宛の封筒を開けるとゴキブリの死骸が大量にでてくる。新聞が切り刻まれる、、、、お母さんはニャートスに友人に迷惑になるから、これ以上はここにはいられないと話した。友人は、「私がついてるから大丈夫よ。あなたを一人にするのが怖いわ。何が起こるかわからないもの」と心配してくれるのだった。ニャートスはデータをチェックした。「なんてことだ。」お母さんが浮気性の夫と離婚できたのは友人が、今の通訳の仕事を紹介してくれたからだ。友人も同じ仕事をしている。夫の浮気に悩んでいたお母さんにいつも寄り添い、助けてくれたのだ。お母さんは通訳の仕事を始めて、イギリス人の恋人ができた。彼は積極的にお母さんに交際を申し込んだ。離婚してすぐのお母さんは友人に相談した。友人は「いいんじゃない?気持ちも新たになるわよ。」と励ましてくれたのだ。しかし、このイギリス人の男性は友人の恋人だった。お母さんは知らなかった。彼女は恋人の裏切りにショックを受け、お母さんへの嫉妬をつのらせた。「これが原因だ」ニャートスは、お母さんが分かるように、友人とイギリス人男性とのアルバムを気づくように置いておいた。お母さんは、それを見た。すぐさま、彼女に謝ろうとして連絡をするが、連絡がとれない。お母さんは友人の家を出た。そして、イギリス人の恋人とも別れた。職場で友人が退職した事を知る。田舎に帰ったそうだ。嫌がらせはなくなり、お母さんは以前のような普通の暮らしを取り戻した。失ったものは大きくお母さんの心はしばらく癒えなかった。

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