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ニャートス  作者: ほのぼん
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あおいちゃん。

カケルくんにいつものように話しかけた。カケルくんはクールな男の子だけと、サッカーの話になるとよく話をしてくれた。嬉しくてたくさん質問をしたぴかりん。そんなぴかりんに消ゴムを投げてくる子がいた。少女はぴかりんのすぐ後ろの席。あおいちゃんだ。「頭がでかいから、前が見えない。」だの「なんか臭いけど、おならしたんじゃないの?」とヒドイ事しか言わない。くそーっ ぴかりんは内心腹が立ったが無視していた。カケルくんが教科書を忘れた時に、あおいちゃんはすぐに「私のを使って」と渡した。「私と一緒に見るから大丈夫よ。」とぴかりんは返そうとしたが、にらんできた。ぴかりんはカケルくんの事が好きなんだと思った。だから、あたしに嫌がらせをするんだわと。ライバル出現にぴかりんは少し焦っていた。



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