さらちゃんの家
ぴかりんは、中学生として学校に通い始めた。隣の席の男の子はカケルくんて名前だ。カケルくんは、放課後はサッカー部で活躍していた。ぴかりんはカケルくんを見ていたくて、放課後は残って、サッカーの練習を見ていた。そこに一人の少女が近づいてきた。「ひかりちゃん?」その子は綺麗な大人っぽい子で、さらちゃんって名前だった。さらちゃんは「ひかりちゃん、私ね家に帰りたくないのよね」と言った。「どうして?」聞いてみると、さらちゃんのうちは古く、家での話し声やテレビの音などが全て外にもれてしまうそうなのだ。「お風呂やトイレも音が気になって、入るのが怖いの。すごく古い家だから、防音どころか、つつぬけよ。」さらちゃんは家に帰りたくないけど、お金がないからネットカフェにも泊まれないし、どうしたらいいかとぴかりんに相談してきた。ぴかりんは、とぴーるを使い、解決策を思案した。ぴかりんは「さらちゃん、いいアイデアがあるの。家に帰っておいて。」そう言ってさらちゃんを家に返した。ぴかりんは、とぴーるで、さらちゃんの家をリフォームすることにした。さらちゃんはお母さんと二人暮らし。二人が寝静まった間に、とぴーるは家を改築していった。ほんの数分後には、さらちゃんのうちは、防音のしっかりした、新築の家に変わっていた。次の日に、さらちゃんは、ぴかりんの席に「ひかりちゃん!」と大喜びでやってきた。「良かったね、さらちゃん。」二人は仲良しになった。




