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ニャートス  作者: ほのぼん
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潜入した目的

この施設に潜入した一番の目的、それはおばあさんの友人が半年前にこの施設で亡くなった事からだった。友人の娘さんは「母の残してくれたお金がないんです。」とおばあさんに相談した。「母は銀行預金はせずに現金を家で貯めていました。認知症が出始めた頃に私が預かると言ったんですが、母は自分のお金は自分で持っていたいと譲らなかったんです。どんどん認知症がひどくなり、母は寝たきりになり貯金の事もわからずじまいでした。ところが、母の荷物を整理していると、そこには私宛の手紙がありました。そして、多額のお金を母が私に遺していた事を知りました。驚いた事に、母はそのお金を施設に持って行っていたんです。でも、いくら探しても、母のお金は施設にはありませんでした。母は施設にある自分の部屋のテレビの裏に貯金のある場所を書いたメモを貼ったと手紙に書いていました。でもそんなものはどこにもありませんでした。おばあさんは、親友の娘さんの悩みに「ぴかりん、なんとか助けてあげられないかね?」と心配するのだった。



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