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ぼく

作者: ヨシケイ

そこには若いどこにでもいそうな保育園の先生が一人。

当然子供が好きで人当たりが良い温厚な先生。

そして対峙する形で立ち、先生を見る園児。

女子高生が見たら「キャー、カワイー」とか言われそうなどこにでもいるような普通の子供。

先生は言う。やさしく、穏やかに。

「どうしてちゃんと顔を書かないの?」

園児。

「書けなかったから。」

ちょっとうつむき気味に口を尖らせる。

先生の手に握られたA4の画用紙には大方女性であろう顔と男性であろう顔が書かれていた。

目、鼻、口を除いて。

先生はのっぺらぼうな紙とにらめっこし頭上に「?」を出す。

書きたくても書けない。

だってちゃんと親の顔を正面から見た事なんて無いから。

あの人達は自分が嫌いとかそういうわけじゃないんだ。

ただ興味が無い。

それだけ。

伝えたい事が伝わったらと思います

感想待ってやす

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