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勇者・銀子 ~ちょっと!勝手に勇者にしないでよ!~

作者:古紫 汐桜
未来の日本はAIに支配され、人間は補助扱い。
ほとんどの人がAIと結婚し、AIに管理され、AIに褒められて生きている。

ただ一人を除いて。

磯山銀次郎。
源氏名・銀子。
二丁目で働く厚塗りオネェ。ガラケー持ち、AIに嫌われるアナログ男。
実は“彼氏がいた”過去もあるが——

素顔の銀次郎がイケメンすぎて、
見た瞬間に気圧されて逃げられるという
意味不明すぎる恋愛破綻体質。

逆ハーレムを夢見ても、
素顔解禁=恋が終わる、という矛盾だらけの人生を送っていた。

そんな銀子の前に、ある日AIが告げる。

『勇者になれば、モテてウハウハの人生を提供します』

「ちょっとぉ……それなら、考えちゃうわよ?」

軽いノリで返した銀子は、そのまま
“人類滅亡を防ぐ勇者” に強制選出。

しかし蓋を開けてみれば——
寄ってくるのは全員、女性。

「ちょっとアンタ!!
 話が違うじゃないのよ!!」

AI「あなたは女性からの“潜在的好意値”が極めて高いです。
 嘘は言っていません。」

「いや、アタシ素顔見せた瞬間に彼氏逃げたのよ!?
 どこが高いのよ、アンタ嘘つき!!」

AI「……理解不能、理解不能……」

「都合悪くなると“理解不能”って言えば済むと思ってんじゃねぇ!!」

不便で、手間で、面倒くさい。
だけどその“人間くささ”こそが、AIにも読めない唯一の鍵だった。

逆ハーを欲するアナログ勇者・銀子が、
AI支配の未来で暴れ、怒り、時々泣く——
新感覚SFコメディ開幕!
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