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第2話「ギルド」

どうも、作者です。

勤労感謝の日ということで、時間を持て余しております。

もうちょっと投下していくつもりなので、是非ご鑑賞ください




ただいまの状況を説明しましょう。面倒臭い状況です。

関連するものは、アイス。金髪の女の子。アイスがかかった屋久島。

・・・お察しの通り、金髪のカワイイ少女が屋久島にぶつかって、

アイスをおじゃんにしてしまったというわけです


「弁償ですわよ!ワタクシのストロベリーマスクメロンミント味のソフトクリーム!」


なんとも吐きそうな名前だ


「ちょっと、聞いているんですの!?」


「ごめんよぉ・・・お譲ちゃん。俺等も今お金ないから、弁償はちょっと・・・」


まぁ、私の金を無断で使ったんだ。ちょっと甘いくらいだけど、

これくらいの天罰があってもよかろう


「お金が無いんですの?」


少女はニヤリと笑った。





「お金がないなら・・・」


「ワタクシの下で働きなさい!」


うんうん。金がないなら働いて返すのが道理だ

というわけでご愁傷様だ、屋久島・・・って、あれ!?


「ちょっと、聞いているんですの?」


屋久島がいない・・・あの野郎、私をおいて逃げやがったな?


「いいですわね!?」


「はい・・・」


畜生・・・あのかぼちゃめ、見つけたら畑に埋めてやる!







「あれ・・・、ハウトマンさん?」


驚いた。

怒る金髪の少女について行った先には、ハウトマンさんがいたのだ。

ってことは・・・


「あの、ハウトマンさんもしかしてこの子・・・」


「ああ、僕の妹だよ。」


やっぱりか・・・。


「あれ、でも髪の色・・・」


「ああ、本当の兄妹というわけではないんだ。」


本当の兄妹じゃない・・・か、まずいこと聞いちゃったかな


「なんか、すみません。」


「気にしてないよ。悲しいことがあったわけじゃない。」


「・・・そうですか」


良かった。万一気に触れてたらどうしようかと思ったよ

機嫌を損ねたら本当に私が働かされてしまう・・・。

って、そうだ。屋久島のことを話さなきゃ。


「・・・かくかくしかじか」


「ふむ・・・宏が君を置いて逃げたんだね?」


「もとはと言えば、アイスをダメにしたのはあの男ですわ!」


よしよし、いい感じだ。


「うん。楓ちゃん、アリス。待っていなさい」


「「はーい」」


フフフ、これで屋久島も痛い目見るだろう。

いい様だ。


「ところで楓とやら」


ついでに目いっぱい働かせてジャンボセレブプリンを・・・


「ふぇ?」


うわ・・・間抜けな声を出してしまった。


「その・・・屋久島とやらは、どういう人なのだ?」


心なしか顔が赤らんでいる。まさか・・・ね


「アイツは・・・」


アイツは・・・、いつだって。いつだって、バカだ。

それでいて、ええかっこしいで、なんにでも本気で。

人のことばかり気にして、自分を大事にしないような奴だ・・・。

・・・まぁ、私はそれで一度救われたんだけどな


「アイツは、いい奴ですよ」


これくらいは言っておいてやる。


「いい奴・・・か」


層々と意味を込めたが、把握するのは無理だろう。

やはりちゃんと説明をしないと・・・


「いい奴・・・いい奴・・・なのね!?」


・・・輝いている。まぶしいくらいだ。


「楓!ワタクシはこれより、そなたの友達ですわ!」


「屋久島さんのこと、もっと詳しく教えてくださいまし!」


この子、もしかして・・・


「アリスさん、もしかして、屋久島のこと・・・」


「だ、誰にも言っちゃだめですわよ!?」


あーあ、そんなに顔を赤くしちゃって。

あんな馬鹿が好きだなんて、世の中広いもんだ。


「おや、何の話をしていたんだい?」


「あ、おかえりなさい」


「おかえり、お兄様」


ハウトマンさんと、・・・ボコボコの肉片が帰ってきた。

びりびりになった服から察するに屋久島だろう。ご愁傷様


「さて、本題に入るが、君たちはギルドに入りたいんだったね」


急に本題を振られた。脈絡がなさすぎるだろ


「ええ、是非お願いしたいんです。」


「お願されるほどのギルドじゃないんだけどね・・・ひとつ。」


ハウトマンさんの目が嫌に真剣になった。


「ギルドの依頼はまま事じゃない。危険なモンスターと対峙することだってある。」


「君たちには、その覚悟と、強さがあるのか?」


低い声だ。凛として、とても良く通る声だった。


「覚悟は、あります!」


生き返った屋久島が答えた。

いつのまにか傷もない。どういうことだ?


「ワタクシの魔法ですわ」


「ああ、なるほどね」





最近ボウガンにハマってます!

いいですねぇ・・・近づかずして敵をハンティングできる。

ビルギットさんには及びませんが、なかなか強いですよ!

あ、イャンガルルガ?も倒せました!

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