表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あまおとのやさしさ

作者: みなはら


雨の奏でる歌

雨音はやわらかく

そしてやさしい


水は天の恵みだからだろうか


枯れていた溜め池の水瓶もやっと潤い、

ひと息つける気持ちを迎えられた人たちもいる



梅雨の雨はやわらかくおちる


春に生まれた生き物たちへと、

分け与えられてゆくように


やわらかく、やさしく、

渇いていたせかいを包んでゆく



やがて梅雨明けとともに


うだるような、

ぬるま湯をおよぐような日々がおとずれる



それまでは、

このやさしい雨音へと身をゆだねていよう


やさしい気持ちと、

雨音のやさしさに包まれて


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] しっとり穏やかな情感が心地よくて。 天気は不思議です、どうしてあんなにもこちらの気分をからめとるのでしょうか、、 猛暑には苛立つほかありませんけれども、雨にはやさしい気持ちにさせられたり、…
[良い点] タイトル通りの、優しい雨音のような詩に癒されました。 ありがとうございます^^
[良い点] 渇いた心が満たされていく、そんな気持ちになりました。 優しい雨音、素敵ですね。 雨の日に雨音を聞きながら読書をしたり、絵を描いて過ごすのが最高の贅沢です。 読ませていただき、ありがとうござ…
2021/07/08 21:12 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ