表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奇妙な関係  作者: 悠里
第一章 刑事と殺人鬼
1/11

前編

朝日が昇る公園。そこにはまだ子ども達の姿は無く、代わりに異様な光景が広がっていた。


心臓をナイフで刺された女の死体。傍らにはテディベアが添えられていた。鑑識が慌ただしく動く中、1人の男が隣の男に溜息混じりに言った。


「これで3人目ですね。同じように殺された死体。同一人物の犯行ですかねやっぱり」


180を越える長身にがっちりとした肉体。だが幼い顔立ちのせいか何処と無く大型犬を思わせる。名前は大神 おおかみわたる。この春刑事になったばかりの新米である。


「……テディベアの件はマスコミには伏せてあるからな。その可能性は高いだろうな」


大神の言葉に応えた男は、身長は大神より10cm程低く、体型は平均的。顔立ちも普通である。名前は川口 駿介かわぐちしゅんすけ。こちらも刑事である。


大神の言う通り、同じような殺人事件が立て続けに起こっている。

場所は公園。ナイフで心臓を一突き。そして傍らにはテディベア。警察は同一犯の犯行として犯人の行方を追っているが、未だ犯人に繋がる情報などは見つかっていない。


駿介の脳裏に、ある男の姿が過ぎる。あの男なら、もうすでに犯人の目星が付いているのかも知れない。

駿介は大神と別れ、1人とある場所へと向かった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ