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再訪

3年経つ前に更新できて良かったと思います。遅れてしまい申し訳ありませんでした。

「──ようこそ。どうぞこちらへお掛けになってください」

「………………はっ!?」

 不意に声を掛けられて、水をぶっかけられた気分で俺は目を覚ました。何事かと身体を起こそうとするが、既に直立していたために誤作動を起こした全身は小さくふらつく。

 視界が鮮明になり、自分が診察室の様な部屋にいることが分かる。しかし床や壁などが真珠めいた白で染め上げられていることが、魔王城の修練場や先程までいた拷問室の様な虚無の白で統一された空間よりも異様に感じた。

 部屋の中央には、ここだけ色を塗ったかの様に木製の長机と椅子が一組あり、眼鏡を掛けた白いスーツ姿の女性が机を挟んで座っている。彼女の手元には少しばかりの書類と、百科事典程もある分厚い本が置いてあった。

 そんな純白の部屋を見て、俺は言葉を失う。拷問官トーメンターに飲まれてから次に見る光景としては余りにも唐突であり、そしてもう何十年も見ることは無いと思っていた場所だったからだ。

(ここは……()()()()()()()()……?)

「どうかしましたか? 早くお掛けになってください」

「あっ、いえすいません」

 呆然としていた客人へ、女性は書類に目を向けながら着席を促す。慌てて椅子に座ると、右手の横10センチほどの位置にコーヒーが注がれたマグカップが出現する。

 混乱で嗅覚が麻痺しているのか妙な発酵臭が鼻腔を貫き、腹からこみ上げる物を感じた俺は咄嗟にマグカップを自分から遠ざけた。女性は俺の動作を特に気にしていないのか、マグカップへは一瞥もくれず深々と頭を下げる。

「はじめまして。本日担当を務めさせていただきます、転生官のフタバと申します」

「よ、よろしくお願いします……あの、この部屋って?」

「こちらは()()()()()()()()()()()の後世選定室──転生先を選ぶ部屋です」

「転生局……? 転生ハローワークではないんですか?」

「いいえ。ただ、その名前も間違いではございません」

「それってどういう……?」

「私共は自らを転生局と名乗っておりますが、この施設は訪れるシボウ者ごとに異なる団体名、施設構造を取ります。多い呼称では“生命救済センター”、“リィンカーネーション教会”、“セメレの母胎”など……お客様の仰った転生ハローワークという名も少数ですがお聞きしております」

「へ、へえ……」

 挙げられた団体名が果たしてメジャーな呼び名なのかという疑問が浮かびつつも、ここが本質的に転生ハローワークと同じ施設であることが分かった。転生官のフタバと名乗ったこの女性は、あっちで言うところのカウンセラーと同じ役割なのだろう。

 それが分かると同時に、自分の現状を理解した。つまり俺は、“外交官”の行う拷問──拷問官トーメンターに飲み込まれたことによって死亡し、再び転生を行う場へとやってきてしまったのだ。


「それではまず生前の記憶を確認させていただきますが、お名前はフォルト・ハイグローヴ様でよろしいでしょうか?」

「……ああ、はい」

「種族はルシファー種で、生前は魔王をされていたとのことですが」

「ええ。厳密には魔王の息子で、まだ魔王ではなかったんですけど……」

「即位する予定はあったのですか?」

「2年後に控えてました」

 フタバさんが手元の書類を読み、俺への本人確認を始める。状況への納得は全く出来ていないまま、俺は質問にポツポツと答えていく。

 前の世界がどうなったのかも分からないまま転生をするつもりなど更々無いが、彼女の質問に答える以外に事態を進展させる術はこの部屋の中では見当たらなかった。

「フォルト様は転生局に来られる直前の時系列、つまりお亡くなりになられた原因などは覚えていますでしょうか」

「まあ、はい」

「差し支えなければその原因について教えていただけますか?」

「えっと……策略に嵌って敵の国に誘拐され、拷問として用意された、人型の巨大な怪物に食べられて死にました」

「なるほど……記録には“拷問官トーメンター”と記されておりますが、それがそうなのですか?」

「そうですね。まさか敵国にあんなのがいるなんて……」

 今思うと、あの一連の拷問には不可解な点が多い。拷問官トーメンターの巨躯を使って対象を捕縛するだけってのは余りに非効率だし、挙げ句の果てに人質を食い殺してしまうのは、俺を誘拐した理由を考えれば本末転倒だ。わざわざあんな広い空間に移動させた必要も無いし、あれは本当に“外交官”が計画していた通りの拷問だったのか?

 今となっては答えを知る由もない問いに悩ませていると、書類に何やら書き込んでいるフタバさんの姿にふと目が止まる。

(フタバさんか……なんかどっかで見たことある顔なんだよな……)

 外跳ねが目立つショートカットの黒髪に、真一文字に結ばれた唇。やや吊り上がった大きな丸い眼で書類を見つめる彼女に、微かにだが既視感を覚えた。人間だった頃にテレビで見たタレントに似ているのかと思ったが、それにしては名前が全く浮かんで来ない。

 そんな視線に気付いたのか、フタバさんの顔が不意にこちらを向く。気まずくなった俺は反射的に目を反らした。

「何かご質問でも?」

「い、いえ全く」

「分かりました。──ここまでの回答の結果、お客様がフォルト・ハイグローヴ様ご本人であることが確認出来ました」

「ああ、今まで本人だとは思われてなかったんですね」

「たまに別のシボウ者が間違った部屋に入ってしまうことがあるので、こういった本人確認は必ず行っているのです。──続いて、転生先の世界について何か要望等はございますか?」

「(正直に答えれば元の世界に戻してもらえるか……?)えーっと、これといった希望はありません。まあ強いて言うなら元の世界に戻りたいってくらいですかねて」

「残念ながら、我々☆○♨の干渉による死亡事例を除き、当局による死者蘇生は☓$*¥#規定に抵触するため禁じられております」

「やっぱりそれは無理なんですね……」

「大変申し訳ございません」

 フタバさんが深々と頭を下げ謝罪する。発言の一部がよく聞き取れなかったが、数多の世界の生死を管理している存在の定めたルールによって蘇生は出来ない様だ。

「ただ、生前の世界へ転生することは可能です。他世界への転生同様に、死亡直後から年月が経過した世界に転生することになりますが」

「(やっぱりそうなるか……)転生後の時代は何年くらい先になるんですか?」

「死亡後からの時間経過によって大きく変化しますが、フォルト様の場合死亡後すぐにこちらに来られましたので、およそ15年から20年程経過すると推測出来ます」

(20年……結構長いな。大半のクラスメイトはメーティス学園を卒業しているんじゃないか?)

 以前転生前のカウンセリングを行った際、同じ人間界への転生の場合は数千年が経過するとカウンセラーさんは言っていた。それと比べたら些細なものだが、世界の情勢が変わるには十分な年数であることには変わりない。

 それだけの時間が僅かな間に経過していることに恐怖しつつ、20年が経過した後の魔界について夢想する。だが早々に、魔界どころか世界全体に対して大きな疑問が浮かぶ。

(俺が死んでいるとしたら、世界そのものは残っているのか……?)

 親父──魔王が“外交官”と交わした条件では、拘束期間中に俺の身体に新しい傷が付いていることが分かれば世界を滅ぼすとされていた。“外交官”が律儀にそれを守っていたのだから親父の本気さが見て取れるし、一瞬で何もかもを消滅させる即時的な手段が魔界に存在していることも分かる。

 少しの傷でもそれだというのに、俺が死んだってことが魔王に伝われば確実に世界は滅び、20年後なんて未来は当然存在しなくなるだろう。その場合転生なんて出来るのか気になった俺は、元の世界の現状についてフタバさんに尋ねた。

「僕がいた世界って、20年後はどうなっているんですか……?」

「残念ながらそれをお伝えすることは出来ません」

「えっ、転生先の世界について分かっていた方が良いと思うんですけど、駄目なんですか?」

「はい。規定で定められておりますので」

 転生ハローワークの時はカウンセラーさんがもう少し教えてくれたのだが、今回の場合はそうはいかないらしい。その辺りは彼女が甘かったのだろうか。

「仮にですけど、転生先の世界が消えていたらその世界に転生することは出来るんですか?」

「いえ、それは出来ません。消滅した世界は転生先としての選択から外れますので」

「……ってことは、転生が出来れば世界が滅んでいないって証明することが出来ますよね?」

「確かにそうですね。理論上はそれで合っています」

「なるほど……なら、今すぐにでも転生をお願いします。他の世界に行くつもりは全く無いので」

 フタバさんが答えてくれなくても、転生が出来るのならあの世界は残っている。どうやって世界の滅亡を免れたのかを考えると不安になるが、魔界の人々がまだ生きているかもしれないという期待を持つには十分な材料だ。

 逸る気持ちに声を上擦らせ、一刻も早い転生を要望する。だが、それを聞いてのフタバさんの返答は余りにも悠長なものだった。

「かしこまりました。それではフォルト様のいた世界に再びフォルト様をお送りするにあたって、幾つか質問に答えてもらいます」

「は? 質問?」

「はい。その回答を元に転生後の世界に適性があるか見極めさせて頂きます」

「適性って……元々いる世界なんだから適性はあるに決まってるじゃないですか。やる必要無いと思うんですが……」

「残念ですが、これも規則ですので。お焦りになるフォルト様のお気持ちは重々承知ですが、お客様の意志のみで転生を承認することは禁じられているのです」

「はあ……(規則規則って……その規則に従ってる間に世界が滅んでたらどうすんだよ……)」

 転生前の手続きが余りにも非効率的な手順で行われることに少し苛つき、膝に置いていた指がわなわなと震える。簡潔に済ませられた以前と違い、何故今回はここまで煩雑なのだろうか。

 役所の利用なんて人間時代に引っ越しの手続きをする際に親の付き添いで行ったくらいしかないが、あの時も複数の窓口を行ったり来たりさせられて面倒だった記憶があった。

「私も良い転生後の人生を提供するために尽力しますので、フォルト様もご協力お願い申し上げます」

「…………分かりました」

 呆れる訪問者を宥める様に、フタバさんは深々と礼をする。しかし再び頭を上げて向けられる視線は依然として冷たく、「御託は良いから質問に答えろ、そうすれば早く転生させてやる」と暗に命令しているかの様にすら見えた。一切の譲歩もしないという目つきに最早反論する気が起きず、俺は渋い顔を見せつつ了承した。

 だが、そう言われたことで少し安堵することも出来た。あの世界がまだ存在していると分かっただけでも進歩ではあったからだ。

 直接的に存在の有無について聞くことが出来なくても、フタバさんが転生の手続きに対し積極的に動いていることが、あの世界がまだ存在していることの証明になる。彼女が余程ひねくれてない限り、消えた世界への転生手続きなんかに時間を費やすとは考えられない。

(それにしても、適性診断って久しぶりだな……)

 中学校で受けた職業適性診断では、いくつもの質問から回答者の性格や行動原理などを読み取り、どの職種が向いているかなどを診断していた。フタバさんがこれから俺に聞く質問も同じ様なことをなのだろう。

(これでもし適性が無いって言われたらどうなるんだろうか……)

 フタバさんの感じからして、あの世界と適性が合わない場合は率直にそう伝えてくるだろう。そうなった場合俺が元の世界に戻ることは叶わなくなる。

 一度いた世界なんだしそう適性が無いなんてことはないだろうが、適当に答えた結果そう評価されるなんてこともありえる。回答には細心の注意を払わなければならない。

 未だに来ない質問に緊張が走る中、書類をめくっていたフタバさんが遂に口を開いた。

「フォルト様は以前にも転生を行われており、生前の()()()()記憶を残している様ですが、それはどの様にして残されたのですか?」

「えっ……それって転生するのに聞く必要があることなんですか?」

「はい。転生局では転生時に生前の記憶を継承するか選択することが出来るのですが、フォルト様の様に前の転生時に記憶を継承している方には、同じ方法を実施するために以前行われた継承方法についてお聞きしております」

 想定していた俺自身への質問ではなく、前回の転生手続きに関しての質問が飛んできて思わず面喰ってしまう。適性を見るのにそんなこと聞く必要あるのか……?

「以前のって、記憶の継承方法って複数あるんですか?」

「記憶継承方法は規約で定められたものがあるのですが、担当する転生官によっては自分がやりやすいよう手順を変えているので、結果的に異なる方法が幾つも存在しているのです。元は同じなので基本的に違いは無いのですが、万が一を想定しお聞きしております」

「(つまり形式上の確認ってだけなのか? なら省略出来そうだがこれも規則か……)でも継承方法なんて全く知りませんよ? カウンセラーさん──前の担当の人に記憶を継承するかどうかだけ聞かれて、それに承諾しただけですから」

「…………」

「フタバさん?」

 そう答えた途端、フタバさんは閉口して書類を何枚もめくる。何か変なことを言ったつもりが無かっただけに、再び途切れた会話に冷たい汗が背中を伝う。

「……おかしいですね、記憶の継承を行う際は、本来どの様に継承を行うのか必ず説明する必要があるのですが」

「えっ、そうなんですか? でもちゃんと継承されて転生出来ていたんでそれは大丈夫じゃ……」

 俺の追加の回答を聞いた途端、フタバさんは首をかしげて更に書類を捲る。どうやらカウンセラーさんの行った記憶の継承方法に、“万が一”の不手際があったらしい。

 だが、それは俺の転生手続きを終えてからでも調べられていることであり、適性検査を中断してまで追及すべきことなんだろうか? 静止も聞き入れず、質問を続けることも忘れ俺の記録を読み漁る目の前の転生官の姿に疑問符が浮かぶ。

「──フォルト様が以前転生をされた際に手続きを行った転生官について、不明な点が幾つかございますので質問させていただきます、フォルト様が以前転生された際に担当した転生官のナンバーは13689でお間違い無いですか?」

「(おいおい、マジでそっち優先するのかよ)それで合ってます」

「かしこまりました。彼女はフォルト様が転生なさってから何度か転生局本部に戻っております。本来、転生者に同伴中の転生官は対象の世界から出ることを禁じているのですが、前転生官が本部に帰還した目的についてフォルト様は把握しておりますか?」

「確か転生ハローワークの本部からの緊急招集があったって言ってました。なんでもカウンセラーの何人かが別の転生先の世界で虐殺行為を行ったとかで……」

「その事件については把握しております。ただ……」

「た、ただ?」

「転生局全職員への通達がある場合、転生者同伴中の転生官へはテレパシーによって伝令いたしますので、転生官を本部へ招集することはございません。なのでその事件の通達は、転生官13689の帰還の正当な理由にはなりません」

「えっ!? じゃ、じゃあカウンセラーさんが本部に戻った理由って……」

「それについては分かりませんが、転生官13689は貴方に嘘の理由を伝え、勝手に転生局へ赴いたのは確実です。これは先程お伝えした転生者同伴規則の他に担当転生者への報告に関する規則も破っており、転生官としての役割を放棄していると見て取れ──」

「いやいやいやいや、ちょっと待って下さい! 彼女は確かに別のカウンセラーの代わりに本部に呼ばれたんですよ!? それが嘘だったなんて……」

 思わずフタバさんの説明を遮ってしまった。あのカウンセラーさんが規則を破っていたことを呑み込むには、一瞬でもいいから沈黙の時間が欲しかった。

 カウンセラーさんが嘘を吐いたところなんて見たことが無かったし、そもそも彼女の生真面目な性格からして嘘を吐くことなんて無いとさえ思っていた。

 幾秒か経ち、俺が事実を理解したと判断したのかフタバさんが質問を再開する。

「……代わり、と言いますと?」

「僕のいた世界にはもう一人転生者がいて、その担当転生官がその虐殺事件に関わっていたらしいんです。それで本部から招集を掛けていたのですが、来ないので代わりに彼女が本部に行くことに……」

「その転生者のお名前、及び担当転生官の番号はご存知ですか?」

「転生者の名前は知りませんが、転生前は平森千香という名の人物だったと聞いています。担当の番号は分かりません」

「かしこまりました」

 そう頷いたフタバさんの眼前に半透明な画面が現れ、高速で文字が流れ始める。速度が緩やかになった時に見えたそれは、パペットボードに刻まれていたものと同じだった。

「──データベースを検索したところ、生前がヒラモリチカという名であった全ての転生者の内、フォルト様と同じ世界に転生している者は一人だけ該当しました。しかし担当である転生官524288に、虐殺事件との関与は見られませんでした」

「そんな馬鹿な!?」

「このデータベースには各転生官の動向が記録されていますが、転生官524288がヒラモリチカ様と共に転生後の世界に渡ってからの、他世界への渡航や別の転生官との接触などは記されていません。前転生官がフォルト様に伝えた内容は、()()()()()()()()()()()()()()()()()()のです」

「…………………………………………………………」

 言葉が見つからない。転生してからの数ヶ月間、時折カウンセラーさんが教えてくれた、俺や平森の転生に関係する内容が全て嘘? そんなことを彼女がわざわざする必要があるというのか?

 否定とか反論とかする以前の段階だった。今まで信じていた定説が覆された様な、重い衝撃が襲う。

 そこに、フタバさんが追い打ちをかける。

「フォルト様。これは私の見解なのですが、前転生官はある目的の為に転生局本部へ赴いたのではないでしょうか?」

「……目的?」

「はい。例えば()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()とか」

「……!」

 次にフタバさんが何を言いたいのか、流石に俺でも見当が付いた。

「フタバさん、それ以上は──」

「お分かりでしょうか? 前転生官が」

「やめろっ!!」

 声を荒げて止めたが、フタバさんはたじろぐこともなく、自らの予想を淡々と述べた。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。これまでフォルト様から頂いた情報と事実とを見比べると、その様に考えた方が辻褄が合うのです」


 出来れば聞きたくなかった言葉を真正面から食らい、静止の二の矢三の矢を放つことが不可能になるほど俺はショックを受けた。たとえ万に一つさえも有り得ない憶測であっても、カウンセラーさんを疑う様な言葉は聞きたくなかったのもあったが、それだけでは無かった。

 フタバさんの予想は、彼女に真実を伝えられる内に(もしかしたらそうなんじゃないか?)と俺自身も思ってしまったことそのものだった。これまで信頼し切っていた、家族同然とすら思っていたカウンセラーさんのことを、たった数十分の間に疑わしく思う様になったことを、彼女の発言が暴いてしまった。

 それがとても辛く、苦しかった。

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