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#4

まず情報整理といきましょう。


「イオよ。」


「なんですか?ますたぁー?」


この娘はなんでいちいちこんなにかわいいんだろうか。


神様。ъ(゜Д゜)グッジョブ!!


あと萌えキャラとか出してくれたら拝むから。


「えっーと。イオは私がだれかわかる?」


「・・・。」


なんですかこの沈黙は。


つかそんなに見つめられたら照れるじゃん。


「ますっ、ますたぁーは【漆黒の乙女】なんですか・・・?」


「うん。そうらしいよ。


あともうひとつ。なんだっけなぁ・・・。


あ、あれだ。【導く者】だっけ?」


「三本柱の一つなんですか?!」


「あと、伝説の【夢魔法】の使い手とか・・・?」


「なんなんですかますたぁっ!」


半泣きの状態でイオは私に訴えてきたよぉ。


かわいい・・・。


「僕なんかがますたぁーの使い魔になっていいんですか・・・?」


「うん。」


ごめん即答します。


だって、猫耳ショタなんてそんなナイスすぐるモノを手放すわけにはいきません。


それに癒しだし。


「ますたぁーは優しいんですね。」


ありがとう。


実は下心しかないけどね。


あ、抱き枕になってもらおう。


今愛用しているまりんちゃん抱き枕は家だし。


「とりあえずー。


身を固めなくちゃね・・・。」


そう思っていたときに、パカパカと馬の音(複数)が聞こえてきた。


「お前は誰だっ?!」


てめぇこそだれですか。


「我々は王家直属の白騎士団だぞーーーーーーーー!」


そんなの知らん。


「えっーと。このわたしを誰だとおもってるんですかぁ?」


よし。れっつ水戸黄門!


「この黒髪が目に入らぬかー。」


「まさか貴方は・・・。


【漆黒の乙女】・・・?」


ざっつらいと!


「我々はなんと失礼なことをしたんだ。


乙女よ、どうか我々をお許しください。」


水戸黄門すげーー!


「とりあえず、わたしは王様(?)に謁見するべきだとおもうんです。


だから、わたしを王宮に連れて行ってくれますか?」


そういやここ森のなかだったなーなんておもいつつ騎士団(?)をにらむ。


騎士団っていえリーゼントのぶんぶんいってるヒトしかおもいつかねー。


「もっ、もちろんです!」


どもども―。


「あ、ちなみに王家に女の子っていますか?」


ここ重要だからねっ!


ここでフラグを建設できるかどうかが問題で・・・。


「いえ。王家には女性はいらっしゃりません。


女王陛下は若くしてお亡くなりになり、お子様は男の子―3人の王子―しかおりません。」


ちっ。


ここでツンデレ王女様に


『あ、あんたのことなんか全然頼りにしてないんだからっ・・・。


かっこいいなんか思ってないんだからね!』


みたいなことを言われたいと切に願っていたのに・・・。


またはドS女王・・・。


「それがどうかなされましたか?乙女。」


そんなことも知らんのかという目で見られてるけど気にしない!!


「いえ。わたしはミイっていいます。よろしく。」


王子か・・・。


ここでルート的に逆ハー成立しそうで怖いな。


てかここしかないだろ!逆ハー。


ここを突破すればいいんだぁ!


うん。


とりあえず王宮にレッツゴー!


もしかしたら女装好きの王子とかいるかもしれないしっ!

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