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勇者に世界は救えない  作者: みぞれ
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3月1日(1)

暇な時に書きます。

ドンッ…ドンッ!“


それは終業式を控えた3月1日の事だった。近くで聞き覚えのない異音…爆発音が聞こえてきたのは。見覚えのあるプレハブ小屋が跡形もなくなっているのは。






俺こと、木村弘(きむらひろし)は某県の自称進学校に通う高校1年生である。特に勉学に秀でているわけでもなく、スポーツが得意というわけでもない。家も貧乏でもなく、かと言って裕福なわけでもない。ただ、日々を漠然と過ごしている一般的な男子高校生と言えるだろう。


いや、”言えただろう“が正しいだろうか。

何故なら俺は今、未知の爆発により命の危機が迫っている。普通の高校生はそんな経験はしないだろう。いや、俺の知らないだけでしているのか…?


兎に角俺は今、危険な状況にいる。周りでは爆発が起こり煙が蔓延している。頭上ではよくわからない光の玉が飛び交い、それらが発する光により目が焼けそうだ。こんな所にいては命がいくつあっても足りない。


現実逃避なんてしてる場合じゃない。逃げられるのかはわからない。ただ、何もしないわけにもいかない。俺はまだ死にたくない。


プレハブ小屋に侵入して昼寝をしていた事を後悔しつつ、俺は勇気を出して走り出し…











光の玉の爆発を受けて死んだ

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