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勇者の称号を得た者が役目を終えてからのお話  作者: AMITOA
~学園の教師になってしまった元勇者~
9/89

驚き

 ツミナ対シュイーツ(前編)的なところです。

 講義をして一週間が過ぎた。

 だが、今回ツミナから命じられるのは同じで、生徒たちの間からは不満や不安がでてきた。

 そんな時にやってきた対戦授業。


「今日はペアを組んで対戦を行ってもらいます」


生徒たちの間から少し嬉しそうな雰囲気が流れた。やはりそういう訓練が好きなのだろう。

 今日講義に来ていたのは奇数だったので、当然というか必然というかシュイーツが残ってしまう。


「では、シュイーツさんは私と」


ツミナはシュイーツにそう声をかけてから、一組ずつ自分が見ている横で相手をするように言った。最初のペアは男子生徒の二人組だ。


「はじめ!」


合図がなった瞬間、飛び出す二人。

 がきーんっと音がなる。

 そこで両者ともあることに気づく。


「あれ、なんかお前、剣重くなってないか?」

「お前も、反応はやくなってるよな?」


どういうこと? と生徒の間でざわめきが起こる。

 ツミナだけはいつも通り微笑んでいる。

 そしてそのまま対戦は続き、片方が勝ったところで終了となった。

 他の組も対戦して能力が上がっていることに気づき、満足顔である。

 そしてツミナとシュイーツの対戦。

 その二人の対戦を皆が静かに見守る。


「はじめ!」


他の生徒に合図を頼んでおいたので、その合図がきた。シュイーツがツミナにかかってくる。そして剣をあわせる。


「うん、シュイーツさんも剣の重さが以前とは違う」

「毎日やってましたから。腕立て」


あてつけのようにいってくるのはやめてほしいところだ。

 そして何度か剣が競り合ったあと、


「では、終わりにしましょうか」


ツミナがシュイーツにいうと、シュイーツがそれを拒んだ。


「このまま、決着まで行かせてください」


その言葉に少し驚くツミナ。


「ですが・・・」

「・・・・・・」


王族の無言の圧力にツミナが折れる。


「わかりました。いいでしょう。全力で来てください」


そこからが、本番だ――。

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