エピローグ
「うーん……この手紙不安を煽るだけかな」
内容はアイドルになったことから始まり、ヘイワ王女につけ狙われたこと、私の下着が聖職者に渡ったこと、仲間の騎士に一時期命を狙われたこと。その途中で変態に出会い、聖職者に夜中何かをされ、脱がされ、剥かれ、揉まれ。
「やっぱりこの部分は適当にはぐらかした方がよさそうかな」
私は仕方なく改稿することに決定した。いらない、というよりも危険な部分に線を入れていく。
予想以上に線が進む進む。うれしくない出来事である。内容が半分近くにまで削減され、ある意味つまらない手紙になっていく。
改稿が最後にまで至り、私はある一文に目がいく。
それは勢いに任せて書いた一言であった。
今迄一切なかった出来事である。それどころか積極的に避けてきたことである。
それには理由があった。何故なら私はネクロマンサー。
けど、今は違う。アイドルになったからと言うわけではない。ネクロマンサーであるからどうであるという考えを改めたからだ。
だから、私はこう書いた。
〝拝啓 父上 母上へ
私にかけがえのない友達ができました〟
改稿後の手紙は皆で取った投写水晶機の投写水晶と共にヨミガエルへと送られた




