episode Ⅴ 敵襲
ダイスケ「2人とも覚悟は出来たみたいだね。それじゃあここにある2つのフォースについて説明するよ。まず1フォースには3つの種類があるんだ。」
ミサキ「攻撃のフォース、護りのフォース、援護のフォースよ。ここにあるのは攻と護のフォースよ。」
ダイスケ「このリングを右手首にはめる事で能力を得られる。能力ははめてからではないとわからない。」
ハヤト「じゃあ俺は攻のフォースだな。」
モカ「私は護のフォースね。」
ダイスケ「もう1つはこのリングが外れると死んでしまう。」
ハヤト「どういう事だよ!おじさん!」
ダイスケは黙り込んでしまった。少しの間静寂な時が流れた。最初に口を開いたのはミサキだった。
ミサキ「フォースに体を完全に支配されてしまうの。そのリングは能力を与えると同時に制御する役割も果たしているの。」
ダイスケ「リングは丈夫に出来ているから普段は壊れないだろう。しかし敵と闘う時は別だ。だから気をつけて闘って欲しい。」
その時だった。敵襲を知らせる警報が鳴った。
ハヤト「な、なんの音!?」
ダイスケ「敵襲だ!それに結構な数だ。ハヤトくんモカ、直ぐにリングをつけてくれ。習うより慣れろだ。早く!!」
モカ「そんなこと言っても怖くて付けれないよ!!」
ハヤト「モカはここで待ってろ。俺が全員倒してくる。」
ハヤトは攻のリングを自分にはめた。リングから蒸気が出て、ハヤトの腕の大きさに伸縮した。その瞬間ハヤトにフォースが流れ込んだ。
ハヤト「これが…フォース…!!」