表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私が見たもう一つの世界  作者: コトノハ
始まり
3/5

願い

────────果てしもない悪夢だった。だが私はそれに動揺せず冷静にいた…が、その日に見た夢がまだ頭に残っていた。

それが始まりだと知らずに────

※今回はここのお話はあとからちょっと重要になるかもしれないので少し長めです。

────また夢を見た。それもこの前と同じ夢だ…二日連続で同じ夢を見るなど初めてのこと、どうしたのだ?私は…

そう思っていた矢先・・・またこの前に恐怖を芽生えさせたあの映像がまた目の前に流れてきたのだ…

「また同じ映像だ…なんでだよ、いい加減にしてくれ!…どうしてこんなものを見ないといけないんだよッ!」

私はその映像に出てくる"彼"の笑い声を聞くのがだんだん苦しくなり必死に頭を抱えて耳を塞いだ…がその嘲笑う声はどんなに耳を塞いでも自分の脳の中にのめり込むように響いていた。まるで精神と心を蝕むように────────

私は必死にやめてくれッ!と叫びながらその映像に流れてる"彼"の笑い声をかき消そうとしたその時、映像が止まり、辺り一面に静けさが訪れた。

(止まっ…た?、急に…?なぜ?)

心の中でそう思いながら耳から手を離そうとした瞬間、私は底が見えない穴に言葉を発言することもなく落っこちてしまった。

────────ここは…?どこだ?

何時間か気を失っていたが、意識を取り戻し私は、今何が起きているのか分からず辺りを見たがどこを見渡しても音も光もない深淵の世界だった。

怖い…何も見えない、私は1人なのか…?

恐怖に怯えながらも必死に自分を保とうと私は

「ここは、"何処" なんだ…?誰かいないだろうか…」と、問いかけてみるが誰も私の問いかけに応える人はいなかった。

やっぱりかと思っていたそんな時…微かに声が帰ってきたのだった。


『ここは、君が見て望んでいる "夢" にすぎないかもね…それも人間が言う "悪夢" という夢をね。』


「あぁ…悪夢だよ…ッて、誰かいるのか?!」


まさか自分の問いかけに応えてくれる人がいたとは、驚きが隠せなかった。

『驚かせて、ごめんね…やっと君に会えたよ』

────"会えた?"…どいうことなんだ?

私はふとその言葉に疑問を持った。

「会えたとは、どいうことなんだ…?」


『あっ…覚えてないのかな…?僕だよ?じゃなくて俺、この声を聞いて記憶にない?』


わからない…でも何処かで聞いたことがあるような声のような…?

私の記憶は曖昧になっていた。

────────夢なのに数時間が経っていた。時間が経過するのは早いと思いながらも、私の問いかけに応えてくれた謎の声は次のようなことを言った。

『君には少しここの世界に残ってもらおうかな。俺だと大変なことになってしまうから…』

(大変なこと…?どいうことだ…と戸惑うが何があったのかと思い私は

「それはいいが、何が大変なんだ…?」


『それはな…────ここの世界を変え、そして俺を救ってくれ…』

────────────────

謎の声の主は最後に私にこう言った。

『ねぇ…Xxx、もう少し奥に来てみなよ、そしたら俺に会えるよ。鍵は開けておくから…』

私は謎の声の言葉に釣られるようにこの深淵な世界の奥に行ってみた。

すると厳重に閉ざされていた扉があるが謎の声の主が言ってた通り鍵が空いており無言で私はその扉に入った。

────そこで見たものは、なんとそこには巨大な氷の中に鬼らしき人の姿が入っていた。

ここまで見てくださり、ありがとうございますm(_ _)m

今回はめっちゃ長文になりましたすみません( ̄▽ ̄;)

でもこんなに長く書いたのは人生で初めてかもしれないです(笑)

やっと主人公の私と謎の声の主が対面しましたね!

私の謎の声の主のイメージは鬼の子です!( ´ཫ` )

それと謎の声の主が言ってたXxxは主人公の名前です!

次話では、謎の声の主の願いを受けた主人公がやっと夢の中世界で冒険が始まります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ