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二人は見習い  作者: K+
五幕 見習い二人の行く先は
28/30

 十二の月四週の最終日は、昼過ぎから雪がちらつき出していた。

 定時後、大急ぎで帰宅した佳弥(かや)は長衣に最後のひと針を入れて、臙脂色の糸の始末をする。

 普段は繕い物程度しかしないものだから、思いつきで始めた慣れない刺繍は時間がかかった。何とか仕上がったが、まさか当日までかかるとは。

(間に合って良かったぁ)

 瞳より少し薄い鳶色の長衣と生成りの筒衣を重ね、鏡の前で樺色の帯も合わせてみる。身体を左右に半回転。最近流行りの裾の広がる筒衣がひらひらして、ウキウキする。

 本日の主役は野茨(のいばら)だから、あまりラルの臙脂を多用して華美にはできない。柄織りの飾り布を裾にあしらおうかと思ったが、重くするより、ささやかに刺繍を入れてみた。自分としてはなかなかいい感じだが、見てほしい人がどう反応するかが問題だ。

 言わないと気づかないだろうから、取り敢えず頑張ったことは主張せねば。

 今年も後一週間と神の曜を残すのみで、コートリ・プノスは来たる年末年始へ向けて、何かとそわそわしている。

 大陸から招かれた五歳担当は、期待以上の成果をあげ、晦日を以って帰郷すると〝学舎近景〟で公表されていた。今後は同魔術教官の技術を受け継いだ者が、後進の指導に当たっていく。ルウの民は大陸の守護者としての誇りも、後世に伝えていけることとなった。

 蒼杜(そうと)・ハイ・エストが(てい)の帰還を助けて一族の恩人と言われるなら、その弟子も歴然と恩人の筈なのだが、巷では今でも結構な数の人々が〝ルウには及びもつかない大陸人〟として彼を見ていた。

『別に、構わない』

 むくれる佳弥に琉志央(るしおう)は笑んで、頬を引っ張ってきた。『変に注目されるのは懲りた』

 そうしてひっそりと、彼はメイフェス島を去ろうとしている。

 もしかすると、佳弥の元からも。

 完成したばかりの衣装に袖を通しながら、ふるりと佳弥は頭を振った。そのことを、今日は考えたくない。

 お互い瞬間移動ができるし、二度と会えなくなるわけではない。けれど、自分達はこの後どうなるのか。琉志央は何も言わない。佳弥も、聞けずにいた。

 昼休みに料理を教えてくれる母には、彼氏が出来たらしいと早いうちから見抜かれてしまい、連れて来なさいよ、とせっつかれているのだが。

 連れて行ったら、勢いで結婚まで佳弥の方からねだる羽目になりそうで……

 思い返せば琉志央は、佳弥の我儘をほぼ叶えてくれているけれど。

 流石に、結婚までは……

 髪を梳き終えて肩から薄布を外し、屑籠の上でそっと払う。

 仕上げの朱を唇に()していると、ぼふ、と玄関が音をたてた。琉志央の叩き方。

 薄紙をはんで色を抑え、佳弥は急いで玄関へ向かった。時計に目を走らせれば約束の午後七時が近い。

 扉を開けると、とっぷり暮れた宵闇に、降りの増した雪片が舞っている。溶け込むように、黒い長身が佇んでいた。

 琉志央はいつも身軽そうな服を着ているが、今夜はすらりとした姿の引き立つ漆黒の長衣を纏い、白い毛織の襟巻に顎をうずめていた。夜色の髪を艶めかせ、雪がうっすらと積もっている。

 手明かりに照らされた足元近くを見て、佳弥は胸が躍った。長衣の裾に銀糸で刺繍が施されている。まるで揃いのようだ。

 視線に気づいたのか、なんか似てるな、と低声が笑みを含んで言った。

「蒼杜が医事者の正装だと言うから、借りてきたんだが」

「ルシオ、と、とっても、素敵」

 それだけ言うのに声が裏返りそうになって、佳弥は両手を浮つかせる。

「お前も、イイよ」

 そう言ってもらえて、頬が熱くなる。

 夜更かしをだいぶんした甲斐があった。



 浮かれた気分は、集会場に入ると霧散した。

 女性の視線が痛い。

(このところなんか睨んでくる人が居るなと思っていたら、琉志央を好きな人だったんだ)

 野茨と幣木(ぬさぎ)は職場結婚だから、招待客は図書館職員が多めだろう。図書館は女性に人気の職場で、今宵の集会場は華やかな装いがあちこちで花咲いている。

 その方々(ほうぼう)から、棘のある視線を感じた。

 佳弥は下向きがちに、雪の乗った網織の肩掛を外す。

 と、ふわふわと頭の先を撫で払われた。見上げると、襟巻を緩めた琉志央が、積もってた、と口角を上げる。

 束の間、周囲を忘れ、面映ゆい感情のままに佳弥は小さく笑んだ。菫色の目が微かに眩しそうに細まってから、横手に逸れる。

「これ、適当に座っていいのか?」

「前の方は親族だから、そこ以外なら」

 整然と並ぶ横長の椅子に目をやると、一方から、教官、と若々しい声がかかった。奥の一席で、正装に着られている感じの若者が、両手を重ねて拳にすると額に掲げる。まだ十代の少年に見えた。

 よぅ、と琉志央は片手を上げて歩み寄って行く。借り物で着慣れていないようだったのに、歩き方がしなやかな所為か裾の翻り方が美しい。数拍遅れて、佳弥は後を追う。

 近づけば、若者はあどけなさが残っているものの、何処となく教官に似た雰囲気を持っていた。一定の水準に達した術者が持つ気配と言おうか。今現在の外の空気のよう。

 引き締まった気を纏っている割に、柔和に若者は笑んだ。

「お邪魔してすみません。つい習慣で御挨拶したくなりました」

「何処に座ろうかと思っていたから、丁度良かった。隣いいか?」

 どうぞ、と嬉しそうに若者は応え、こちらを見ると目礼した。

「はじめまして。ムクナリと申します」

 佳弥も同じ挨拶を返して名乗る。裾を捌いて琉志央が席に座り、佳弥も横に浅く腰かけた。

 魔術教官を間にして、ムクナリが楽しそうに言った。

「教官は罪作りでなくて、ちゃんと可愛い(かた)がいらしたんですね」

〝可愛い〟と言われてどきりとしていたら、琉志央は短く喉を鳴らした。

「誤解が解けたか」

(え、今の――今のって今のって――)

 動転して、佳弥は畳んだ肩掛を無意味に広げて畳み直す。

(可愛いって肯定したコトにならない――?)

「佳弥、何やってんの……?」

 何度目か肩掛を広げたところで、琉志央が怪訝そうに言う。ムクナリもきょとんとしてこちらを見ていた。佳弥はハタとして手を止める。

「な、な何でもない」

「あー、腹減ってしょうがないんだろ」

 もう食ってる時間だもんな、と琉志央は可笑しそうに続ける。違う、と言いたかったが、お腹空きましたね、とムクナリが相槌を打ったので、佳弥は熱い顔で肩掛を畳んだ。

(嬉し過ぎて、御飯、喉を通るか判んない)

 先月に初めて唇同士が重なった後も、せっかくハイ・エストが作ってくれた食事を殆ど食べられなかった。飯の前にヤキイモって拙かったかな、と琉志央は明らかに素で見当違いのことをのたまい、頭を掻いてメイフェスに戻って行ったが。

 彼は女性の扱いに慣れているようでいて、案外、鈍い。

 そこがまた、もどかしいのに、愛しくもあって。

 例え他の女性に睨みつけられようとも、隣から離れたくはなかった。

 りーん、と集会場に半の時を告げる鈴が鳴った。

 儀が恙無く始まり、速やかに終わる。

 早々に宴の準備が開始されると、琉志央がややぽかんとして、呆気無いな、と呟いた。始祖は儀礼や形式が苦手でこうなったそうです、とムクナリが解説する。言霊を裏切らなければそれで良い、と言ったらしいとは、昔、学舎で史学の時間に学んだことだ。

(何となく、琉志央って始祖に似てるかも……)

 佳弥は秘かに微笑ましく思う。

 本当に、大陸人なのに、なんてルウの民に近い人なのだろう。このまま、大陸には、帰らなければいいのに。

 ずっとずっと、傍に居てくれたらいいのに。

 けれども琉志央は医事者見習いで、命帯(めいたい)の診断を極めたがっている。メイフェス島では学びきれない――ルウの民では極められない技術を。

 行かないでとだけは、言うわけにいかない。

 乾杯が行われ、宴が始まった。

 耶光(やこう)の婚の儀よりは格段に小規模だから、円卓が幾つか配置され、和やかな空気の中で料理が振る舞われた。

 佳弥が琉志央やムクナリと囲んだ卓には、他にも夜に魔術を教わっているらしい男性達が数人集った。

 この時間帯にこの顔触れを見ないと落ち着かない、と一人がぼそりと言って、男性陣が笑声をこぼす。別の人が、九時頃に和泉老が来て下さらないか、と言い、離れた卓で食事をしている老を見て、皆笑う。

 夜の集まりは思ったより楽しそうだったんだなぁと、佳弥は南瓜のスープを少し匙ですくいながら隣を見る。

 琉志央は会話にはさして加わらないものの、今晩も美味しそうに、幸せそうに食べていた。視線に気づいたのか、菫色の瞳がこちらを見て、美味いな、と言いたげな顔をする。佳弥が頬を緩めると、彼は益々旺盛な食欲を示した。それも食べていい? と残っていた鶏揚げを指差し、みんなから皿を勧められ、悪ぃな、と喜ぶ。

(わたしより、琉志央の方が食いしん坊な気がするんだけど)

 佳弥が口をすぼめていると、本日はありがとうございます、と幣木の声がした。目を上げれば、野茨と幣木が並んで立っていた。

 薔薇色の(ころも)を重ね、裾に房飾りのたくさん付いた臙脂の短い上着を纏った野茨の可憐さは、間近にすると思わず憧れの溜め息が出る程だった。

 一部を結い上げた淡い色の髪に、べっこうの髪飾りが挿してあって、先端に付いた細かな紅玉と青玉が揺れていた。多分、野茨くらいの髪色でないと似合わない。

「とっても綺麗よ、野茨」

 両手を組んで佳弥が称賛すると、来てくれてホントに嬉しい、と友は薄紅を添えた眦を下げた。

「次はわたしがその位置で、佳弥はこっちね」

 びくりと佳弥が組んだ手を固めると、おぉ? と卓の一同が琉志央を見た。

「是非、呼んでください」

 ムクナリが身を乗り出せば、幣木まで言った。

「大陸でするんでも行きます」

 他の面々も頷く中、琉志央は硝子杯を手にして面食らったような顔をしていた。ちらりと横目にこちらを見る。

「あー……さぁな?」

 表情を定めきれずに佳弥は顎を引く。

(やっぱり、わたし、結婚相手にはなれないんだ)

 様々な点で見習いの身で、大陸について行っても足手まといになるだけなのは目に見えている。

(やっぱり、隣に居れるのは、もう後僅か……)

 決まったらでいいですからね、と一人が助け船のような発言をし、そうそう、と皆も笑顔で乗った。

 新郎新婦が他へと移動すると、卓を囲んだ一同は祝い酒を注ぎ足して乾杯した。ここで塞ぎ込んだら場の空気が悪くなるのは明白で、佳弥は懸命に笑みを作って杯を傾けた。



 午後十時過ぎまで酒杯を重ね、そろそろ帰るぞ、と琉志央に腕を取られた。佳弥は、ふらふらと席を立った。

 又明日、と一緒に円卓で飲んでいた面々が、景気良く両手を打ち合わすと額に掲げる。あぁ、と魔術教官はくるりと片手で襟巻を軽く巻いた。お先に失礼しますぅ、と佳弥は直角に頭を下げ、勢い良く戻して背後にふらつく。

「お前は――飲み過ぎるなと何度も言ったのに」

 背後から低声が苦く響いて、身体を支えられる。安心して佳弥は肩をあずけた。

「うにゅー」

「ほれ、帰るぞ」

 肩掛をぐるぐる首元に巻きつけられ、腕を引かれて集会場を後にした。

 外は、まだ静かに雪が降っていた。

 冴えた寒さに、やや酔いが醒める。

(嗚呼、もうすぐ夢の時が終わってしまう)

 闇の中、琉志央の手明かりを頼りに黙々と雪を踏み締める。浮かび上がる景色は白一色だった。

 どうやら噴水広場辺りと思われる所まで来た時、琉志央が息をけぶらせた。

「訊きたいんだけど。ちゃんと頭、動いてるか?」

 柔らかに光る手が、佳弥の顔の近くに掲げられた。形のいい目が眇められて、立ち止まる。

 少しひんやりした指先が、頬にそっと触れた。

「お前……なんで又、泣きそうなんだ」

「……今日が、終わっちゃう、から」

「……一応、頭、動いてるみたいだな」

 強張っていた頬を琉志央はつまんでくる。「なぁ、さっき野茨が言ったこと、実際、どう思ってんの」

 びくっと震えると、頬から指が離れた。薄明かりを受けて金の光を宿した菫色の双眸が、僅かに伏せられた。

「俺は大陸人の上に魔術師の前歴持ちだし、お前、結婚までは考えない方がいいんじゃないかとも思ってる」

 佳弥は、ゆるゆると首を振った。はらはらと、髪から雪がこぼれ落ちる。

「関係、無い。琉志央は、琉志央だもの」

「……そか」

 軽く頭を振って、琉志央は己が髪から雪を落とした。ほんの少し上目づかいに瞳が向くと、空色っぽく光った。

 熱を帯びた目が見据えてくる。酒精の所為かもしれなかったが、魔術教官は佳弥の酒量に口を出すのに忙しく、あまり飲んでいる様子は無かった。

(もしかして、結婚してくれるの……?)

 見上げる佳弥の両肩に、琉志央は腕を乗せてきた。

「まだ今日、終わらせない」

 言うなり視界が暗転し、闇に包まれ冷え切った部屋に移動した。

 あっと言う間に服を脱がされたけれど、延びた夢のひと時に、寒さを感じる暇なんて無かった。


   ◆  ◆  ◆


 十二の月最後の日、午後四時前に琉志央は薬草園に足を運んだ。

 赤味がかった茶色の癖っ毛が、ふわふわと水場で動いているのが見えた。佳弥、と呼べば、弾かれたように顔を上げる。

「は、早い、のね」

「もう夜の授業は無いしな。これから大陸に帰る」

 えっ、と言ったきり、佳弥は絶句した。

(泣くなよ?)

 鳶色の瞳を窺い見ながら、琉志央は懐に手を入れる。しかしこちらを見留めるや、まろい双眸は潤み出していて、もはや時間の問題で泣きそうだった。

 先週、たまらず抱いた時も、身籠ってもいいの、と訴えられたが避妊した。それで、しばらくめそめそされた。

 唇に触れれば泣きやむらしいと漠然と学習したが、今それをやると、帰りがたくなる。

 コレ持ってて、と琉志央は手にした物を突き出した。

 ふっくらした珊瑚色の唇を震わせながら、佳弥は小さな手を出した。その掌に、藍に染めた瞬間移動の対の輪を置く。

「お前が薬師になったら迎えに来る」

 告げれば、佳弥は縋るように見上げてきた。

 琉志央は、この一週間考えてきたことを続けた。

「俺は医事者にはなれないけど、命帯診断と癒し術は一級の素質があると蒼杜が言う。後はお前の薬師の技能があれば、肩書はともかく、二人でならハイ・エストになれるんだ。お前さえ良ければ、一緒に何処かの国で開業するのもいいし、あちこち行って回るのもいいと思ってる」

 噛んで含めるように言い終えると、佳弥の鳶色の瞳から大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちた。

(あー……駄目か……)

 首の後ろをさすって目を落とすと、佳弥の手はしっかり閉じていた。ぎゅっと輪を握り締めている。

 目を上げると、佳弥が掠れた涙声を紡いだ。

「頑張る」

 琉志央は救われた心地で、俺もだ、と破顔した。

「ま、俺の方が絶対時間かかるから待たせると思うが、その間はリィリで暮らせばいいし……お前が薬師になったら、その輪、適当な所に置いてくれ」

 同じ色に染めた指輪を長袴の隠しから出してみれば、今は佳弥に反応して発光している。「これが光ってないのに気づいたら、すぐ来る」

「うん――!」

 佳弥は潤んだ瞳を煌めかせたが、ふと、もじもじとうつむいた。「あの、こ、これ、薬師になる前に置いちゃ、駄目なの……?」

 想定外の質問で、琉志央は口を曲げた。

「まぁ、たまには」

「た、たまにって……」

「半年に一度くらい……?」

 目に見えて肩を落とされたので、三ヵ月に一度……と縮める。

「せめて、一週間に一度……」

「……ひと月に一度くらいにしとけ」

 憮然として琉志央が言うと、渋々という感で佳弥は頷いた。頷いて、逸るように輪を指先で持つと左手を開く。

 見守っていると、大して迷わず、すっと薬指に通した。いたく幸せそうな顔をする。

(覚えてら)

 照れ臭くなった。

 じゃあな、と片手を上げると、リィリへの指輪が未発光なのを確認して、琉志央はメイフェス島を去る。

 医療所に帰り着くと、まだ明けきらぬ早朝にも関わらず、おかえりなさい、と師が穏やかに微笑んで出迎えてきた。

「いい経験でしたね」

 色々と見通されているのは癪だったが、琉志央は首巻を緩めながら薄く笑んだ。

「そのうち、ここに花を」

 いいですね、と、いつものように、蒼杜はやんわりと応じた。

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