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楽しいひととき
「いおりん~!」
授業終わりに柚羽が声をかける。
「どうしたん?ゆずは」
「いやいやぁ」
「何?」
「仲川っておもろそうやん!どうなんどうなん!」
「はぁ?何がやねん?」
「んもー分かってないなぁ!どう思ってるんよ」
「それはどういう意味ですか?柚羽さん?」依織は大して柚羽をさん呼びしてる訳じゃないが、そういうときはさんを付けるのが依織だ。
「そういう意味です。」
「別にフツーやろ」
「マジでそう思ってるん?」
「はい。」
「それにしては、仲川の話したらにやけてるぞっ!このこのぉ~!」
「まっ…マジでっっ」「えぇ。っつか動揺してるやん!おもろ!」
依織は「そんな事ない」と言い張るが、柚羽は勘が冴えているから、依織も晶も互いに気にしあっているのは分かっていた。
依織よ~!
気付いてくれ~!
実は鈍感な依織ちゃんでした♪
次回もお楽しみに^^