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何も知らない世界[１話]

晶は今日もルンルンで入学してはじめてできた侑将と学校へ行った。すると突然…

「おはよう」

と可愛くも頼もしい晶の好みな感じの声がした。

とりあえずおはようと言われたので、

「おはよう」

と返した。

するとその女の子は、「あっ！自己紹介まだやったんやんな」と言い、紙に何か書き出した。

そこには、

「名前…戸川依織誕生日…5月5日あだ名…依織、戸川、いおりん、とがわっち一言…これからもよろしくね☆」と書いてあった。

「あなたは…なかがわ…くんやんな？」

「なんで知ってるん？」

「だって…」と言い、名札を指差した。

「あ…！」晶は気付いたようだ。

「ってか、鯉田は？」侑将は、空気の読める奴でもう教室に入っていた。

「ん？まぁ、とにかくよろしゅうございます！」

依織は笑いながら教室に入って行った。

「面白くてしつこくなさそうやし、いい奴やなぁ」

晶はそう思った。

さぁ！次はどうなるんでしょうか？

次回もお楽しみに♪