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お父さん、ありがとう[1話]
瀬田 美琴
ありすのお母さん。
割とおおらかで天然。優しい。
瀬田 凉
ありすの妹。
2歳。
あの日から8年――。
今日はお父さんの命日であり、海外出張の日だった。
「美琴、1年帰って来れないんだけどありすと凉を守ってやってくれ。」
「あなた、なるべく早く帰って来てね。ありすも凉もあなたの事忘れちゃうわよ!」
「分かった。忘れられないように早く帰ってくるよ。」
「ありす?」
「パパ、なぁに?」
「もし、ありすに好きな人が出来たら一生懸命に、がむしゃらに頑張って好きになってもらいや。パパ、応援してる」
「うん!頑張る!」
「凉?」
「なにー」
「凉は頼もしいからママとありすの事よろしくね!」
「うん!ぱぱもげんきでかえってきてね!」
「うん!」
ありす、凉、美琴はお父さんを無事に送る事が出来ました。
さて、これからどうなるんでしょうか?
次回もお楽しみに´`