決心の時[2話]
「これでいいかな」
ありすはこんな内容にしようと考えた。
――――――――――[宛先]仲川 晶
[件名]瀬田です^^
[添付]なし
[本文]瀬田です。あのさぁ、質問やねんけど、仲川って好きな人、居ったりする?(笑)こんな質問おかしいかも知れんけど答えてや!何でこんな質問すんねんって?
それは…
仲川が好きやからやで。(恥ずかしっ!)返事聞かして。
瀬田 ありす
――――――――――「こんなんでいいかなぁ…」
何か変な所があったら大変だから念入りに調べるありす。
「よし。送ろ。」
そう思ったが、やはり告白には勇気がいる。
「ありす~!?ご飯~!」「は~い」
「あ、今日のご飯ブログに載せよ」
ありすはブログをしていて、佳莉那や柚羽はこの事を知っていた。というか、その2人もブログをしていた。
「よし。撮れた!あ、あれ…うん?ふぇ?あ~!」
ありすは大失態を起こしていた。
なんと!送ってなかったはずのメールが送信されていた。
「あっあぁ~!!やってもた…でもなんで…?」
実は、携帯を開けたままでいて、ありすの弟・優喜がポチポチとボタンを押していたのだ。
ありす、告りましたね。はい。
次回もお楽しみに^^