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あたしへの真実
「なぁなぁ、ありす!良いこと教えたろか?」
「なぁーんか嫌な予感するけど…教えて」
「あんなぁ!依織ってな!もしかしたら仲川の事好・き・か・も知れんでー!」
「もー柚羽ったら冗談言わんといてぇやぁ」「いやいや!うちがさぁ、外した事、あるか?」
「うっ…それは…」
確かに、入学式の次の日、柚羽は見事な推理力でコンビニ強盗の犯人を見つけ出し、逮捕させて、警察から感謝状をもらった事があるくらい凄いのだ。
「じゃあ、信じるわ。」
「依織は同じクラスやし、席、前後やから、告る可能性けっこうあるけど、ありすはクラス違うし、唯一の助けが部活…かぁ…うちは正直、どっちの味方でもないから、応援しかできんけど…それでも頑張ってみる?」
「そりゃ初めて本気で好きになった人やもん。頑張るよ!」
「そうやで!それぐらいの覚悟でやらんとっ!」
柚羽は本当に依織が勝ってしまうと思っていたが、それでも、「ありすには頑張ってほしい」という気持ちがあった為、そう言う事にした。
ありすに依織が仲川の事を好きな事を知られちゃいましたねぇ…
これからどうなるのか?
お楽しみに^^