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君は僕の光となって 〜孤独の僕と優しい君〜  作者: ななどり


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28/32

君は僕の光となって。

 6月になった。高校生活にもすっかり慣れた頃。

 

 朝の登校時間。

 少し暑くなった夏の朝の空気を味わいながら、俺は寺沢さんを待っていた。


 寺沢さんと付き合ってから数日。

 毎日の登下校は寺沢(てらさわ)さんと共にしていた。


「おはよ。」


 声がした方向を見ると、今日から夏服へと衣替えをしていた寺沢さんがいた。


 夏服の寺沢さん。袖からは細く白い腕が露出している。寺沢さんは、すごく可愛い。


 俺は昨日から夏服に衣替えしていたけど、寺沢さんはまだだった。


「おはよう。」


「いこっか」


 夏服を身にまとった俺と寺沢さんは、暑い日差しを浴びながら学校へと向かった。

 いつも通り他愛もない話を…。


「夏服…似合ってるよ…」


「ありがと…!」


 でも付き合ってからは少し会話の内容が変わったような気がした。


 学校に着くと、既に霧宮(きりみや)笹原(ささはら)さんが教室で話していた。

 2人も今日から夏服だった。


「おは〜」


「おはよ〜」


「おはよ。」


「おはよう。」


 4人で交わす挨拶。もうすっかりイツメンとなり、仲の良い4人組だと思う。

 そんな4人で過ごす、いつも通りの1日がまた始まった。


 これからも高校生活は続く。


 授業のグループワークや、ちょっとした休み時間の雑談、放課後の寄り道。

 4人で過ごす日常は、きっと楽しい思い出となるだろう。

 

 そして俺は寺沢さんと付き合っている。

 毎日楽しく登下校をしたり、家で電話をしたり、休日にデートをしたり。

 高校入学を直前に控えた頃の俺に、この状況を説明してもまさかこんな楽しい毎日があるだなんてきっと思うはずがないと思う。

 俺が思い描いていた高校生活とはかけ離れているけど、こっちの方が絶対に楽しいと思う。


 俺は友達や大切な人に囲まれて、毎日幸せです。







 『学校なんて無くなれば良いのに…』



 勉強をしたくない、家で趣味や娯楽を楽しみたい、そんな思いからそう感じた人がいるかもしれない。


 俺の場合はそうではなかった。


 中学1年の頃に起きたとある一件がトラウマとなり、学校や友達というもの対し強い嫌悪感を抱いていた。


 中学を卒業し、次に始まる高校という新たな学校生活を前に、俺は憂鬱になっていた。


 だけど、今は違う。中学の一件の誤解は証明でき、今では友達がいる。


 寺沢さんと出会ってから俺は毎日がすごく楽しい。


 暗闇を生きていた俺を、寺沢さんが照らしてくれたから。

完結のつもりで書いたお話です。

その後続けることにしました。

引き続きよろしくお願いします!

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