表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/137

81<本物と偽物>

前回のあらすじ

彼は女神様に馬乗りにされている。

女神「どうしてだと思う?ノベロ君?」


女神が彼にキスできるぐらいに顔を近づける。


女神「ねえ、ノベロ君。」


良く観察すると女神は口元は笑顔ではあるが目が全く笑っていない。


「は、はい。」


女神「あの狐のために一生懸命修行をしてくれているのは私も嬉しいし、そのためには息抜きも必要だとは思いますけど、どうしてソフィアさんと恋人繋ぎをしたのかな?かな?かな?あの子がまた嫉妬しちゃうと思いますよ?ジゴロノベロ君?」


彼女の声は声がだんだん低くなっている。


「あ、いや、・・なんとなく・・。」


女神「へ〜、ノベロ君はなんとなくであんな事するんだ~。」


「多分手を繋がないと不機嫌になりそうだったから・・・。」


女神「あのねえ。ノベロ君。」


「はい。」


女神「覚えてて欲しいんだけど、女って平気で嘘をつくの。それはもう呼吸をするように。極自然に。」


「え?」


女神「だから騙されないでね?もし、私以外の女が涙を流してもそれは全て嘘泣きだから、気をつけてね?」


女神は極自然に己だけ除外した。


「そうなのですか?」


女神「うん。そうなの。」


女神は笑顔である。


女神「・・・。物事を自分のいいように解釈してそれを真実だと思いこんでしまうの。矛盾する事実は自分に嘘をついてでも捻じ曲げる。・・・今日の『彼女たち』の反応に違和感ありませんでしたか?」


彼はハッとしたようだ。


「そう言えば・・目の色が違うだけなのに何故気が付かないのかと思いましたが。」


女神「こんな所に指名手配犯がいるはずないという思い込みとあと、貴方の顔って凄く平均的なの。」


「平均的?」


女神「そう。だからとても印象に残りにくいの。そんな貴方から唯一の特徴である赤眼という要素がなくなれば気が付かなくても可笑しくない。もちろん、思い込みの効果も大きいと思いますが。」


「なるほど?」


女神「まあ、でも、ふとした拍子にバレる可能性はあるから外では出来るだけ仮面をつけておいた方がいいでしょうね。」


そう言いながら女神は彼を愛撫する。


「はい。・・・女神様。」


女神「どうしたの?ノベロ君?」


「女神様から見て現時点の剣聖、賢者、聖女、勇者は災厄に立ち向かう戦士としてどう思いますか?歴代の始原の加護持ちと比べると戦力的にはどうなのでしょうか?」


女神「・・・・。」


「女神様?」


女神は眉がハの字になり困った表情をしている。


女神「素質自体は平均的ですが、現状は正直に言うと最弱です。太古の一般人にすら劣るかもしれません。」


「そんなレベルなんですね。まあ、そのおかげで俺は助かりましたが・・。」


女神「スキルは何とか使えますがそれだけです。あの4人には危機感がない。貴方という強敵と戦い力不足を認識したにも関わらずろくに訓練もしていない。特に勇者と剣聖は繁殖行為ばかり。妊娠したら戦えなくなるってこと分かっているんでしょうか?避妊もせずパコパコパコパコ飽きもせずパコパコパコパコと本当に鬱陶しい。」


女神はセリフの途中からか女神の目から光が無くなっている。


「あ・・・あの?女神様?」



女神「コホン。失礼しました。彼らは特殊な扱いなので全ての神に望まずとも意識の片隅にリアルタイムで情報が入って来てしまうのです。愚痴を言ってしまいました。」


「もし・・」


女神「もしかしたら彼らが何処で何をしているか知りたいかもしれませんが、その詳細を私から伝えることは出来ません。」


彼が何か言いかけたところで女神は続けた。


「それはとても残念です。」


女神「・・・・!・・あ、バレた・・・。どうしましょう。」


女神は急に焦りだした。


女神「えっと、貴方は近い将来に再び■■■■と■■を■■■■と思います。以前とは違う■■■で。」


「え?」


女神「1つ言えることは訓練は欠かさないで下さい。今貴方がやろうとしている訓練は正しい方向です。今の貴方の斬撃は■■の■■の■■に■■■を与えられる段階にいます。後は何処まで手数を増やせるかにかかっています。■■■■■を全て叩き落としつつ、■■にダメージを与えられる攻撃速度が必要です。」


女神はなにかに急かされるように少し早口で告げる。


「あの・・女神様?」


女神「ノベロ、多分「私は」しばらく貴方に会えないと思います。あと・・・」


女神は悲しそうな顔をしている。


女神「・・・・ああ、間に合いませ■■■■■。」


女神は力なく彼にもたれかかる。


「え?女神様、大丈夫ですか?」


女神はムクリと上半身を起こす。


めがみ「ねえ、ノベロ、キス・・しよ?」


女神は有無を言わさず彼の口内に舌をねじ込んでくる。


彼はあまり気持ちよくはなさそうだ。


めがみ「プハ。ノベロ君は格好良いね♡」


女神はゆっくりと起き上がり服を脱ぎだす。


「え?」


扇情的な甘い匂いがし、たわわに実った2つの果実が彼の目の前で揺れている。


めがみ「ノベロは私としたい?」


彼は怪訝な表情をしている。


めがみ「しないんですか?」




「貴女様は一体どなた様でしょうか?」




彼は少し冷たい声で尋ねた。

もし気に入りましたら評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ