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俺も私たちも  作者: 五嶋 月
【第1章】5人のYouTuber
7/19

【第7話】ツンデレ『桜木秋奈』

「ねえ。あのLINE何?」

春花だ。


「お前のこと狙っている男たちがいるらしい。

次学校で喋ってるの見られたらもうおしまいかもしれない。」



「私が可愛すぎたのね。」

「自分で何言ってるんや。」




「夏海にも一応言っといた。あとは秋奈。

冬乃は帰りの時に言うつもり。」



「秋奈呼んでこようか?」

「ありがてえ」




「秋奈ー。」


「何ー?」

「優多が呼んでるよー。」



「え?なんで私が呼ばれるの?てか、あいつに呼ばれる筋合いなんてないわよ。」

「おい、全部聞こえてるが、あいつあんなに俺のこと嫌いなのか?」



「そ、そんなことないと思うよ。」

「焦りが出てるぞ。」


「じゃあもう私が行くね。」



「ありがてえ」







「秋奈ー」


「だからあいつのとこには行かないってば。」

「違う。私から話がある。」

「はいよ。」

「あのね、元々その気はないかもだけど、優多には学校ではあんま喋らないようにお願い。」

「え、なんでよ。」


「優多が変なやつに絡まれたらしくてね。」

「指導は?」

「学校以外。登下校も出来るだけなし。」

「てことは…」

「家しかないわね。」

「は?あいつを家にあげるつもり?」

「でも、グループ名とか決めてもらったし、少なくとも恩はある。」

「たしかにそうよ。あいつなんか家にあげたくないわ。」


「たしかに私たちのために一生懸命やってくれたよ?でも…」

「でしょ?しょうがないよ。

そうだ!優多をあげる家を交代制にするっていうのはどうかな?」

「せめてそれ。」

「分かった。じゃあ今日は私の家でいいから。

夏海と冬乃にも伝えとくね。」


「ありがと。」












「もう、なんなのよあいつ。心配させないでよね。」




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