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The Secret Super Girls〜心を救うヒーローはいかがですか?~  作者: CHIKA(*´▽`*)
ゲームセンター狂想曲~神隠しの謎を解け~

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朝は弱い方なの~。だからと言って、めっきり弱いってわけじゃないからねっ!

 依頼されていたホームページがとりあえず完成しました。期間は丁度一週間。

 普通に作るだけならそこまで時間はかかりません。



 でも、銀行振り込みやお金関係のことや他にも、自己紹介やほのかさんの納得するような雰囲気など。

 本人にこれでもかってくらいに確認してもらって、何回も色々と手直しをしました。



 てっきり全てを任されるかと思ってましたけど、そうではなかったです。

 思ったより自分の理想やイメージがあり、それにストイックな人でした。



 一切の妥協を許そうとはしませんでした。

 少しでも気に入らなければ、もう少し修正してもらってもいいかな。と聞き私が頷けば頼む、という感じを何回も繰り返していました。



 しつこいくらいに何回も聞かれました。

 全く思いやりがない人、とは思わなかったです。逆に想像以上に思いやりがある人だと思いました。

 最初の修正の時以降もずっと感謝の言葉を忘れませんし、修正が三回目くらいになりますと先に謝罪をされてから感謝の言葉を言われました。



 こういうことはついついおろそかにしてしまいがちです。でもほのかさんはそうしなかった。

 本当に思いやりのある方なのでしょう。



 ピロンと音がしてスマホが鳴りました。通知を見ると、ほのかさんからでした。

 返事が来ていました。



 『お~! いい感じじゃ~ん。じゃあこれで完成で! 色々と要望聞いてくれてありがと~。早速、試運転してくれない?』



 とりあえず、これでようやく完成のようです。

 早速言われた通りにします。さてさて、最初の依頼はいつ来るのでしょうか、そしてどんなものなのでしょうか。



 一仕事終えたことですし、何か飲むとしましょう。

 まだ買うだけ買って飲んでない、大波乱を呼んだあのミルクティーでも飲もうかな。



 そんなことを考えながら、席を立とうとすると画面から鈴の通知音が聞こえてきました。

 つまりそれは誰かから、依頼が来たということです。



 「嘘でしょ?」

 急いで確認をします。内容をきちんと見たけどやっぱり依頼でした。しかも普通の依頼ではないです。



 ほのかさんだからこそ頼めるような内容でした。これは知らせなくてはいけません。

 すぐLINEで知らせます。数秒経つと返事が来ました。



 『今日は遅いから、明日にしてもらおうと思うんだけど、ど~?』



 今日は金曜日だったので、学校が終わって帰宅してから作業をしていました。

 時計を見ると午後6時になろうとしています。

 今からとなると、少し遅い時間帯だ。



 依頼者には申し訳ないけど、そうしてくれた方が非常に助かります。

 『そうですね。依頼者の方には申し訳ないですが、そうしてくれた方が非常に助かります』

 そう送ると、すぐに返事が来ました。



 『了解! じゃあ、悪いけどその依頼者さんに、明日になりますって感じで伝えてくれな~い?』

 それくらいお安い御用です。

 返事と同時に依頼者の方に何時くらいに来てもらうか、ということも聞きました。



 これもすぐに返事が来て、朝9時くらいとのこと。

 スタンプで返事をして、すぐに依頼者の人に文章を送りました。



 すると、その人もすぐに返して来てくれた。それで大丈夫、と。

 では、その時間でお願いします、とメールを送りパソコンを閉じたのでした。






 次の日、八時半前。もう事務所前まで来ていました。場所は数日前に彼女が教えてくれました。

 休日ということでそれなりにお洒落をしています。

 白トップスに水色のデニム、上着にベージュ色のカーディガン。

 


 肩からかけるタイプの小さな白色のカバンを持って来ています。 

 靴はとりあえず歩きやすさ重視の赤色のスニーカー。

髪型は特に何も弄っていません。いつもの黒髪ロングです。

 そう言えば、お母さんが言っていましたね。陽太君が帰って来てないけど、知らないかって。



 お母さんも彼のお母さんも、そこまで心配していませんでした。

 何故なら夜中になっても帰って来ないのはいつものことだからです。




 彼は中学生くらいから、夜遊びをするようになりました。

 と言っても、たばこやお酒や薬物に手を出していませんでした。

 ただ彼の両親は出来るだけ早く帰るように、とだけ言って見守っていました。



 今回は何の連絡もなく、帰って来てないとのことでした。

 でもこれは二回目。前回も同じようなことがあったのです。



 前は学校の帰りに、そのまま友達の家に泊まりに行くといったものでした。

 でもスマホの充電がなくて、家に行ってから充電させてもらおうと考えていました。

 でも友達と遊ぶのに夢中になって結局、忘れてしまったのでした。



 本人から聞いたのではなく、彼のお母さんがお母さんに言っていたのをたまたま聞いただけです。



 彼とは高校になってから、あまり関わっていません。嫌いというわけでは、ないのですけど。

 中学生になってから、少しづつ距離感が空いていきました。それでも全く話さない、ということはなく時々話したりしていました。



 何故ならそもそも家が近いから。お互いの家の間に、一つ家があるだけです。

 じゃあ学校に行く時に会うのじゃないかって、思う人もいるかもしれません。



 けど、そもそも高校は違いますし、しかも方向が真逆なのです。

 そして帰って来るのも遅いですし、何より私が意図的に避けているから、会うことはかなり少ないです。

 去年は3回。今年はまだ2回。新年になってすぐと、正月に会ったっきりです。



 何故避けているのかは、今は伏せておきます。

 きっとみんなにとっては、大した理由でないからです。

 でも私にとっては、どうにかする為には、意図的に避けるしかなかったのです。



 ただそうとは言えど、やはり何の連絡もなく帰って来てないのは心配になります。

 普通に連絡し忘れだったらいいのですけど。






 この事務所は、今彼女しかいないらしいです。

 一階は空き室で、二階に事務所、三階と四階に自宅といった構造になっているとのこと。



 この空き物件を買った時から、そこまで汚くなかったらしいです。

 きちんと手入れをされていたようです。 



 階段を上って右に曲がると、ドアがあります。そしてインターホンもあり、それを押しました。

 数秒経つと、三階の方から声が聞こえました。



 「えっ、待って、来るの早くない? はーい! こっち~、三階の方にいるよ~。カモーン」

 どうやらまだ準備中のようです。また階段を上がるとドアがあります。ここを開けると彼女の家です。



 「あっ待ってね~。今から開けるから~」

 すぐにドアが開きました。そこにはまだ髪が少しボサボサのパジャマ姿の彼女が居ました。

 ほんのすこし前に起きたばかりだと思われます。相変わらずマイペースな人です。



 「少し前に起きたばかりなんだ~。さっ、ど~ぞ、ど~ぞ! 上がってちょーだいなっ」

 「それでは、お言葉に甘えてお邪魔します」

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