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非モテで冴えない童貞の俺。超絶ビッチな金髪ギャルが屋上のフェンスを乗り越えようとしてたので、「た、頼む...一回だけ」と筆下ろしをお願いした結果...

現在高校二年生の俺。
名前は山吹シンジ。
俺はいつものようにぼっち飯スポットへと向かった。屋上だ。

その屋上で。

俺は自作のお弁当を落とした。

ガジャーン!

嫌な音がして、フェンス脇にいて、足をかけ、
今にもその先へと向かおうとしてた金髪ギャルが、驚いてこちらを見た。


「なによ?邪魔しようっての?」

「いや、そーゆーわけじゃなくて、、
ちょっと驚いたってゆーか...フェンスもしかして越えようとしてた?」

俺は慌ててお弁当を拾う。
多分中身、ぐちゃってなっちゃったと思う。

「うん。何か文句でもあんの?」

「何か訳がありそうだけど。
俺で良かったら相談に乗るけど」

「簡単に言うと。両親が離婚するんだけどさ。
ダブル不倫が原因でさー。別れた後に私を引き取る、引き取らないで大揉めしてんの。でさー、要らないって言われての。
父親にも母親にもさ」

「連れ子がいると、色々と弊害が生じるわけで」

「だから。邪魔がられてる自分の存在、消そうと思って」

金髪ギャルの林さんは。口元
笑ってるが目は笑ってなかった。

綺麗な顔だが、めちゃくちゃ歪んでた。
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