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落下死


転生前、俺はハゲだった。年は23、いわゆる若ハゲだ。


そう思われるのが嫌でスキンヘッドに変えた結果、昼寝していたら岩と間違えられたのか鳥が俺の頭に亀を叩きつけその衝撃で死んだ。


気が付いたら図書館の椅子に座っていた。


首を傾げつつ辺りを見渡すと一人の女が椅子に座って本を読んでいた。話しかけるが返答が無い。


すると本を閉じすくっと椅子から立ち上がった。


何やらぶつぶつと囁き紙とペンを携え俺に渡してきた。


紙にはこう書かれていた。


「希望するもの」


それだけだ。


当然俺はこう書いた。



ーー「髪」


描き終わってペンを置くとどこからともなく黒い手が俺を掴んだ。とてつもなく強い力でどこかへ引き寄せられていく。ここで俺の記憶は途切れた。



「……死ね」



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