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1章 1話 回想

それは古い小学生の時の記憶

ある夏の日、行きつけの寂れた本屋に読書感想文用の本を買うため、普段はマンガしか買わない俺は、初めて小説がずらりと並ぶ本棚に向かった。

まず目に付いたのは、コピー紙をホチキスで止めただけの手作りの本。手に取って見てみると、

題名は『現想奇譚 1話 〜一泣ひとなき みなと〜』

奇妙な本であった。だが何か何処か形容しがたい引き込まれるものがあった。

「その本に興味があるの?」

不意に話しかけられた。周りに目を向けても誰もいない。頭を横に向けると奥にカウンターがあり、店員の服をきた、同い年そうな少女がいた。

その少女は一言で表すなら可憐であった。純白のボサボサとした長髪と石膏の様な白い肌。そして外に出ていないでろうと分かる日焼けしていない肌に華奢な身体。

そんな可憐な少女に突然話しかけられ、キョドらないなど有り得なかった。

「あのっ、えぇ、、ちょっと気になって…手作りですか?」

するとその可憐な少女が

「ええ、そう。気になったのならタダであげる。趣味のようなものだもの。」


その後一言二言、挨拶を交わし、帰宅した直後机に向かい苦難し読んでみたのだがその本は、とある人間が生きてから死ぬまでの出来事を年表のように章で区切られ、やたら細かく詳細が書かれた奇妙な本であった。全て読み終わった後に気がついた、これは読書感想文にはなっから向いていないと。

なので家にある本で適当に書いた。

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