表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

淋しさがほしい

作者: 白萩アキラ

あなたに会いたい

そう言いたくなる相手に出会いたい

淋しさがほしい

僕は淋しさがほしいのだ

一人でも平気な今が辛いのだ

孤独に耐える強さなど

ほしくもないのに手に入る

心にさざなみ立つような

未だ知り得ない感情に出会う機会でさえ

失ってしまうだけではないか

一人でもいいなんて

一人でも生きていけるなんて

認めてしまう訳にはいかない

認めてしまう訳にはいかないのだ

淋しさが僕を作るのだ

孤独に敏感な心こそが感性を刺激し

僕を僕足らしめるのだ

認めるなんてあるものか

僕は淋しさがほしいだけ

孤独が怖くなってしまうような

そんな誰かが居てくれればいいんだ

僕には孤独の痛みが必要なんだ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 惚れる相手ですか・・・。 カフェテラスでアイスなんか食べながらボーっと人波を眺めたりすれば・・・。難しいな。 難問ですな。
2018/10/22 06:53 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ