淋しさがほしい
あなたに会いたい
そう言いたくなる相手に出会いたい
淋しさがほしい
僕は淋しさがほしいのだ
一人でも平気な今が辛いのだ
孤独に耐える強さなど
ほしくもないのに手に入る
心にさざなみ立つような
未だ知り得ない感情に出会う機会でさえ
失ってしまうだけではないか
一人でもいいなんて
一人でも生きていけるなんて
認めてしまう訳にはいかない
認めてしまう訳にはいかないのだ
淋しさが僕を作るのだ
孤独に敏感な心こそが感性を刺激し
僕を僕足らしめるのだ
認めるなんてあるものか
僕は淋しさがほしいだけ
孤独が怖くなってしまうような
そんな誰かが居てくれればいいんだ
僕には孤独の痛みが必要なんだ