中編
ついに排泄シーンです!
ではでは、どうぞ。
なんとか廊下に出た千秋は部屋を出てすぐ左の突きあたりにあるトイレを目指した。と言っても4歩か5歩くらいで着く距離にあるので遠いわけではない。だが今の千秋にとっては遠く感じた。
グルルル!!!クギュゥゥウゥウウ!!!
腹痛は治まるどころか、酷くなっていた。千秋の顔は蒼白となり、汗がぽたりと床に落ちる。波が来たことで壁に手をついて立ち止まっていた千秋だが、治まるとすぐさまトイレを目指す。が、あと一歩。あと一歩で、トイレに入れるという所でまた強烈な腹痛が千秋を襲う。
ギュルルルル!!!!ゴポポポッ!!!グギュウゥゥ~~!!!
短く悲鳴を上げて、壁につく手は力が入り、姿勢は前屈みになり、右手はお腹を押さえる手にも力が入る。足は内股になり今にもしゃがみこみそうだった。と、そこで千秋の肛門をこじ開けんばかりの便意が襲ってきた。それに負けて少し力が緩めてしまった。
―いたいいたいいたいいたいっ!!!!
千秋はもう声を出すことが出来なかった。そして、一瞬力を抜いてしまった。
ブッ!ブブブゥ~!!ブプッ!!ブジュッ!
だが幸いにも出たのはおならであった。かなり水分の含んだものに変わりはなかったが、漏らさずには済んだようだった。波がここでようやくひいたので急いでトイレに駆け込み、扉を閉める。そしてズボンとパンツを下ろし、便座に座った。なんとか間に合い、ホッと息をついたのもつかの間。今までで一番の波が千秋を襲った。
グルルルルル!!!ゴロ…ギュルルルル!!!!!ゴポポ、ギュルルルルッ!!!
あまりの痛さに漏らさないように入れていた力も全て抜けてしまった。その上、声を上げる。
「いっ~~~!!!」
目をつぶり、顔を歪ませる。冷や汗も頬を伝ってポタ、ポタとトイレの床に落ちた。と、そこで千秋はこの自分の腸の中で暴れ狂っているモノを排泄しようと、今度は力んだ。その途端。待ってましたと言わんばかりに、水のような便が便器の中にたたきつけられた。
ブリュリュリュリュリュリュッ!!!ブリリィィ!!!
そこで千秋は疑問に思う。便秘になっていたのだから、塊の便があるはずだ、と。そう思ったと同時に今度は、ニチニチ、と先ほどとは違う音がした。そう。それは今まさに千秋が思っていた、塊の便だった。下剤のおかげで少し軟らかくなった塊が肛門を目いっぱいに広げて出てきた。
ニチチ…ニュリリリ…ニュチチ…
先ほどとは違ってかなりゆっくりだったが、かなり太いモノが排泄された。そのおかげで少し息をつく事が出来た。お腹に感じていた圧迫感も重い感じもなくなったので、喜ぶ千秋。だが、これで終わりではない。その事を示すかのように、千秋のお腹はまた鳴り始めた。
ギュルル~…ゴロ…キュルルルルルルッ!
その音に驚く千秋。
「え?まだ…?」
そう思って改めてお腹に触れてみる。すると、お腹にはまだ残っているような感覚があった。下剤の効果で全て出そうとしているのだろうことは千秋にもわかる。そのため、覚悟を決めて、排泄に臨む。そして力むと
ブリュリュリュリュ!!!ブリリ、ビチビチビチ~~!
と、軟便と下痢が混ざったモノが吐き出された。そこで、かなりの量がたまっていることと、部屋に満ちた悪臭のことに気付いた。そして一旦水を流すと、また便座に座りなおした。すると、またもや波が襲ってきた。
グギュゥウゥゥウウ!!!ゴロゴロ~ゴポポポッ!!!
波に耐えると千秋はまた力む。
ニュルルルル…ブプッ!!ブリュリュリュリュリュ~~~!!!ブリュッ!ブビビビビィィ!!!
何処にたまっていたんだ、という程の量の下痢と軟便が吐き出されていく。
「いたいよぉ…ううう~……早く、はやく治まってよぉ~~」
半泣きになりながらお腹を押さえる千秋。だが腹痛は治まる気配はない。だが、便意は先ほどより治まっていた。
「はぁ…一旦終わったかなぁ…」
そう言ってお尻を拭いてズボンとパンツを上げて水を流す。そしてため息とともにトイレから出たのだった。廊下の壁に掛けてある時計を見ると、8時30分を指していた。どうやら30分もトイレに籠っていたようだった。お腹を擦りつつ、部屋に戻った。
・・・
しばらくすると、母がお茶を持ってきてくれたので千秋はお礼を言って飲み干す。母は言う。
「よっぽど苦しかったんだねぇ。まぁ母さんも同じような感じだったし、気持ちはわかるけどね」
「母さんも?」
「うん。まぁ、まあ効果は続いてるだろうし、一旦区切りがついただけだから、またお腹痛くなるだろうけど頑張りな」
「うん、わかった」
千秋は母にそう言われて苦笑しながら了承の意を伝えた。
・・・
そしてあれから3時間程たった頃、千秋はまたトイレに籠っていた。
「ううう~…何も寝る前にこなくたっていいでしょ~…」
そう。11時すぎにはいつも寝ているのだ。だが、大人しかったお腹がまた鳴り始めたので急いでトイレに駆け込んだのである。もうかれこれ30分ほどトイレに籠っていた。
ビチビチビチィ~~!!ブリリリリ、ブリブリブリィ~~!!!
おならと混じって出てくる下痢はもはやほぼ水と化していた。量は確実に減っているのだろうが、それでも長い間排泄している千秋はこの時間が長く続くのでは、と思うのだった。
グルルルル…ゴロロ~!クギュルルル…
腹痛も健在で、一回トイレに入った時と同じ姿勢になって腹痛に耐えていた。お腹が鳴ると決まって下痢が吐き出されるので、千秋は早く、早く終わって、と祈るばかり。今更、余裕ができたからなのか汚らしい音を立てて排泄するのが恥ずかしくなったのだ。
「早く、終わって、ほんとに…」
荒い呼吸をしながら、また力む。
ブリュリュッ!!ブババババババババッ!!!
おならもたまっていたらしく、かなり汚い音を立てている。そして、一息ついて力むと今度は
ブププッ!ブリリリ……バチャバチャバチャバチャ!!!ブシャ―――!!!
と、勢いよく水が叩きつけられた音が響いた。だがソレが最後だったのか、もう力んでも何も出なかった。だから千秋は長時間による下痢で赤くなった肛門を優しく拭いて、水を流す。その時に見た便器の中には、茶色の水で埋め尽くされており、しぶきが便器内に飛び散っている状態だった。千秋はレバーに手をかけてなかったことにするかのように水を流した。
中編でした!
後編では、オムツ着用、おもらし等々のシーンが入ります。