本物の勇気
昔々あるところに三人の王がいました。その王たちがある日、この中の三人の家来で誰が一番勇敢かを決めようではないかという案が出た。
王A 「わしのとこの家来はみんな精鋭ばかりじゃからどんな恐怖にも打ち勝つことができる。家来Aよ、あの凶暴なライオンを素手で仕留めてこい。」
家来A「わかりました。」
そういって家来はライオンに素手で戦いを挑み喰われてしまった、、。
王B 「わしのとこの家来はみな優秀で皆不屈の心を持っておるから、あの高くそびえる山の頂上からジャンプすることなど全然恐れることはない。家来Bよ、あの山の頂上からジャンプするのじゃ。」
家来B「わかりました。」
そういって勇敢な家来Bは山の頂上からジャンプして死んでしまった、、。
王C 「わしで最後じゃな。わしの家来たちはみな真の勇気をもっておるから何事にも臆することはない。家来Cよ今から貴様に銃を乱射するから臆することなくそこに立って堂々としておるのじゃ。」
家来C「ふざけるなよじじぃ。そんなことしたら死んじまうじゃねーか。」
そういって家来Cは拒否したのであった。すると王Cはニヤッとして二人の王にこう言った。
王C 「な?うちの家来が一番勇敢だったろ??」