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1話 I am ...

「あ、先輩!!お疲れ様です。」

今日がラストだ。

明日の試合に向けて、先輩と竹刀を交えれるのは、ラスト。

「あ、じゃねえよっ、癖つけねえと、あの鬼に、竹刀が折れるまで、ケツ叩かれるぞ。」

先輩と余裕を持って話をするのも最後だろうか...。

部活終わり、俺は、溝にハマって抜けなくなった。

そんな時に、助けてくれた先輩がこの河内勇気先輩だ。

「2人とも待って〜、一緒に帰ろうよ、ね、ゆうちゃん、みーちゃん、いいじゃん、2人のケチ...。」

出雲美雪先輩、我が校の生徒会長を務める、3年で、30人の男子に告られたが、すべて、振っているとか。

みーちゃんというのは、俺のことだ。

金剛神門(こんごうみかど、剣道部2年の彼女いない歴=年齢の非リアだ。

「河内先輩、出雲美雪先輩と付き合ってる噂を小耳に挟んだんですけど、付き合ってるんですか...?」

本人達の前で、言うべきでは、なかっただろう。

「お、お、お前、な、な、なんだ、いきなり!」

「先輩、誤魔化せてませんよ。」

「そうだょ、ゆうちゃん、バレバレだよ〜。」

出雲先輩、自分の事なのに、冷静なのか、気づいてないのか…?

「出雲先輩、失礼な事言いますが、自分の事ってこと、気づいて、ます?」

出雲先輩は、能面よりも怖い顔で、俺を見てきた…!?

「ふぎゃーっ」

出雲先輩が、お、お、怒った...。胸倉を掴まれ、てない。

またしても、河内先輩に助けられた…。

そして、先輩は、「黙っててくれる?美雪のイメージが下がるから」

「キラーーン✨」俺には、効果音が聞こえた。

爽やかに、言ってきた。

恋人なのかは、わからないけど、河内先輩が、優しいことがわかって、微笑ましく思えた。

「河内先輩、出雲先輩と俺と一緒に、有名な神社に行ってみませんか?」

そこの神社には、ある噂があった。

神社に奉納されている刀には、何かが、宿っているとか。

「おう、イイね。神門(みかど)、肝試しという事で、深夜1時に、俺の家集合でいいか?」

はい?

先輩が言い出したみたいに、仕切ってる…。

まあ、いいとして...。

「はい!全っ然行けます。」


肝試し当日


「先輩、来ました。」

メールを送っても、返事が、ない。

しばらくすると、「先行っとけ!」

「出雲先輩を待って、いると、」

声が聞こえてきた。後ろだ。

「わかったって、うっせー!!」

あの先輩が、あんなこと言うなんて...。

しばらく両者ともに放心状態だった。

「ごめーん、ゆうちゃん、みーちゃん、遅れた。」


神社


「おい、お前、天海じゃん、何してんの?」

神門(みかど、バイトだよ〜、前から、言ってたじゃん、私、巫女だって、」

こいつは、中学生の時からの付き合いで、いつも、いじめられてた…。

天海榛名、巫女だってことを忘れてた。

それを、いっつも守ってたんだぜ。

「一緒に、肝試し行かねえか?」

「うん!行こ!」

満面の笑みでこっちを見てきた。

裏から

「侵入って罰当たりじゃない?」

天海がキレ気味だ。

だが、無視だ無視。

その中には、箱が、あった。

「開けてみよう。」

河内先輩先輩が行った。

「神門、持ってみろよ。写メ撮ろう。」

カッコつけて見た、「おい、そこで、何してる!!」

「警備員だ。」

ここまでは、あんなことになるとは、思っていなかった。

刀が燃え始めた。

「熱く、ない?」

気がつくと、そこは、野原だった。

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