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間違いだらけだった一日

朝、目覚ましが鳴りいつものようにのそりと起きる。起きてから車に乗るまで、ものの3分。起きてから車に乗るまでの、この3分間の記憶はいつも曖昧だ。頭がぼんやりしているのかそれとも脳からの「行くな」という危険信号への現実逃避か。

車のドアを開けるとモアっとタバコのにおいが鼻につくとおれはようやく、これから憂鬱な一日が始まるのだと認識するに至る。

「なんとか今日も一日乗り切ろう。」

心の中で呟く。


俺の仕事は介護職。不満を感じながらも、もう年齢的に他の仕事に就くのは無理だろうとあきらめにも似た境地で惰性で仕事をこなしている。


仕事が終わり家路に着くときの岐路でコンビニで夕食を調達する。今日初めて口にする食事だ。

明日の仕事に備えて床につき携帯でネットサーフィンしながらいつの間にか眠りにつく。




俺はもうじき自殺をするだろう。

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