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世界をSFにするのは  作者: オダヤカニクツログ
3/70

    ③当学級の役職決

当節目安(3分程度)※400字1分計算

「さて、じゃあ次はこれから3年間の皆さんの役職を決めてもらいます!」



 学級委員長男女1名

 医療委員3名

 諜報委員3名

 補給委員3名

 広報委員3名

 制作委員3名

 整備委員3名



 電子黒板に映し出された役職。


 さて、俺は間違えても委員長になる事はないだろうけど。


 頼られるリーダー的な存在になりたくないとは言っていない。


 どの役職が楽でき・・・俺に相応しいだろうか。


 てかそれぞれが具体的に何をするのかって説明はないのか。


 これでは間違えて大変な役職を選んでしまうかもしれない。


 それはまずいなとても。


「じゃあまずは学級委員長の2人から決めたいのですが立候補したい人いますかー⁉︎」


「はい」


 短髪の紳士?が挙手をした。


 まあ異論はないな。


 きっと皆んなも同様だろう。


「はい!じゃあ真締くんが男の子の委員長ね!」としばらく間を開けて端壬先生がうんうん!と嬉しそうに笑いながら確定。


 全くいちいち可愛いな先生は・・・。


「女の子は立候補なかなか難しいかなー?じゃあ先生の方から何人か推薦すると・・・うーん、そぉねー、比rっ「はい!」


 端壬先生の氏名を遮って挙手。


「わお!びっくりしたー!、うん!射引さんも推そうと思ってたからいーと思うよ!他の皆さんはどーですかー⁉」


 バレない様に呼ばれかけた名前の持ち主の方を伺ったがあまり気にしている様子はなかった。


 呼ばれるであろう名前の頭文字を聞いたのは俺だけだったのか?


 まあ恐らく『ヒロ』と言う単語を過剰に意識してしまっただけだろう。


「うん!じゃあ女の子の委員長は射引さんでいいかな!」


 決まった。


 これで委員長は確定したよな?


「じゃあ早速2人には残りの今日の議題でお仕事してもらおうかな!でもその前に一応1言づつお願いね!まあ自己紹介は先週で済んでるけど念のためね!」


「わかりました」


「はいっ!」


 相方の様子を伺いながら行動する射引さんを置いて颯爽と教卓に向かう真締くんは制服に着崩しなどなくまさに紳士の様に見えた。


 あらイケメン。


「1度自己紹介させてもらったが、真締 学だ。俺が委員長を務めるからには相応しい行動、成果を約束する。そのために皆、是非とも協力をしてもらいたい。これからよろしく頼む」


(わたし)は射引 蝶です!頑張ってこのクラスを支えるからよろしくお願いしますね!」


「はい!よろしくお願いしますねー!じゃあこの後、役職決めるところまでよろしくね!」


 この空間には3人しかいないのかと思うほどに教室はしらけていた。


 うわーこの中で発言とか俺は無理だなー・・・。


「では早速、医療委員から立候補を募っていく。挙手をし、指名された者は任命された暁にはどうしていくか、またこれまでにそれに関するキャリアなどがあれば申してくれ」


 あ、俺こいつ嫌いだわ。


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