まぁ、そういうこともないだろ…
え〜
どーも、作者です
静ルートを書いていたら
…あれ?これ、終わらなくね
となり急遽、書き直してました(言い訳)
遅れて申し訳ございません
第十五話始まります
「コワイ…ヤンデレコワイヨォ…」
「どうした?」
「朝からこんな感じ」
後ろからのヒソヒソ声は右耳から左耳へ抜けていく
「そ、空…?」
「も、紅葉さぁん…」
「そんな消え入りそうな声しなくても…」
あぁ、女神、いや…天使か?
「昨日は…頑張ったわね」
「見てたのかよ…」
「そりゃ見るわよ」
そりゃ見るのか…
「ねぇ、空」
「…何?」
えっ?なんでモジモジしてるの?
「今日は一緒にしない?」
そんな言い方だとあらぬ誤解が…
「黒月 空…ギルティ!」
うるせぇ!裁判長!黙ってろ!
あっ、すみません、拳はやめてください
ちょっ、まっ!
ーーーーーーーーーーーーーーー
くっ、何者だよ…あの女
瞬歩使ってまで腹パンしてきたぞ
…瞬歩って一般女子高生が使えるモノだっけ?
というか瞬歩ってリアルで使える人いたんだ…
「はい、お邪魔します」
「いらっしゃ〜い」
ふわふわエベレスト、青葉さん…相変わらずふわふわしてますね、そのエベレストを娘さんに分けてあげたら泣いて喜ぶと思いますよ
「とりあえず〜ケーキでもいかが?」
「ここはケーキの常備でもしてるんですか?」
「ママ!そういうのは後にして!」
「あらあら〜お邪魔だったかしら〜?若い二人のことだものね〜」
青葉さん、そんなにサムズアップしなくても
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『【雑談】天望 ソラを〆る雑談【葉月 クレハ】』より
「「皆さん!おはこんばんにちは!今日の配信を始めます!」」
「ということでですね、クレハ殿…」
「なに?ソラ」
「帰っていい?」
「おい」
早々に離席し、そのまま逃げ…
既に服が掴まれてるだと?!
「配信名が俺を〆る配信とか聞いてないぞ!」
「今、付けたんだもん知らなくて当然よ」
目線で座るように促される
抵抗しても無駄なので腰を下ろす
「ちくせう…」
「さて、今日はソラに来てもらったんだけど、まずはソラ宛に届いたメッセージを拝見したいと思うよ〜」
「何故に俺宛のメッセージがお前のところにきてる…?」
「はい、まずは一通目から!」
「無視かよ?!」
『拝啓、天望 ソラ様
可愛いヤンデレ嫁出来て羨ましいので
ぜひその技術を真似てみたくなりました
とりあえず、隣の子に告って振られて燃えてください
敬具』
「理不尽?!」
「あ、あはは…」
「まぁ、しょうがないでしょ」
「えっ?!」
なんで、そんな
『ほら?告ってきなさいよ』
な顔できるんですか?
「くそっ!そんな簡単に言ってやんないかんな!」
「ちぇっ、つまんないの」
つまんないって言いながら満面の笑みを向けてくるな!絶対楽しんでるだろ!
「そもそも燃えるような知名度なんてないよ…」
…
えっ?なんで黙るの?ちょっと、怖いっすよ
「ソラ…」
「ん?」
「自分のチャンネル登録者数、言える?端数はいいから」
「あ〜、えーと…」
「やっぱり…」
「えっ、何が?」
「あなたって昔から自分のことには無頓智よね…」
そう言うと、彼女はパソコンをいじって俺のチャンネルの画面を取り出す
「ん」
「…は?」
ん〜と、桁の数が…
いち、にー、さん、しー…
まて、落ち着けまずは深呼吸からってママも言ってただろ(言ってない)
スゥーハー
いち、にー、さん、しー…
「おっかしいな〜俺には登録者が五桁に見える」
「1万と1512人よ、大台乗ったわね」
…
「は?」
…
「はぁ?」
…
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」
「うるさい!」
「痛い!」
蹴るのはよろしくない!
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「なんというか…ビックリっす」
「落ち着いたようでよかったわ」
「なんで、こんなに…」
「簡単よ」
彼女はニコッと笑い
「話題性」
とだけ言った
「…なるほど」
俺レベルの察しの良さになるとこういうのも簡単に理解できる
…なんだその顔は、おい、紅葉さん?
「まぁ、しょうがないわよね、初めて間もない新人が話題のゲームの大会で優勝してるのだもの」
「しょうがない…のか?」
「それでは二通目いきましょう!」
「だから、話を聞け!」
『この前の大会見ました!
自分も長い時間PSYをプレイしているのですが、ソラさんのような戦いは初めて見ました
そこでソラさんに質問なのですが
投げ物をはじめとしたあの技術はどうやって身につけましたか?またコツなどあればご教授願います』
「…ソラ相手に凄い丁寧な文ね」
「それは俺に失礼だぞ」
「それで、どうなの?」
「あ…あ〜」
紅葉が目を輝かせて聞いてくる
彼女は彼女であの後、PSYを普通に配信でやってたりする程度にはハマったからな…
「正直、自慢できるのは、決め撃ちぐらいだぞ」
「…」
「なんだよ」
そういう目はやめろ、てかさっきから表情豊かだな
よくそんなに切り替えれる
「いいわ、続けて」
「まぁ、簡単に言うと、人に習った」
「それを何度も繰り返して体に叩き込んだ」
「…参考にならないわね」
「だろ?」
「個人的にはソラにFPSを教えた人が気になるのだけれど」
「あ〜まだ俺が駆け出しのひよっこのときに面倒みてくれた人がいてな、毎日一緒に二人組でランクマとかしてた」
懐かしいな…俺が動画配信者してるの知ったらあの人すごい驚きそう
「へぇ〜強かったの?」
「強いの何の、あの人の射程に入ったらみんなヘッドショットくらってた」
「それはちょっと言い過ぎじゃない?」
「そんなことはないだろ、なっ」
彼女のリスナーに聞いてみると
『LoGのトップランカーにはたまにいる』
と返ってきた
「ほらな」
「すごい人もいるのね」
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それからいくつかの質問に応えていき
残り時間も少なくなってきた
「それじゃあ、最後のお便り…というか、連絡?」
「は?どういうことだ?」
「神綺さんから連絡がきたのよ、『二人で見てください』って言葉と一緒に」
そう言いながら、彼女は神綺さんからの連絡を表示する
確かにパッと見では分からないようにフィルターをかけてある
…ちゃんと二人で見れるように
「ソラ、開けるよ?」
「大丈夫だ」
《ファイルを解凍しています》
…
《解凍しました。内容を表示します》
現れたのは少し長めの手紙だった
『葉月 クレハ様 天望 ソラ様
お久しぶりです、神綺です
御二方の配信、拝見させて頂いております
クレハさんのFPSの腕前が日に日に上がっていくのを見ると教えた側としてとても嬉しく思います
ソラさんは、私のおすすめしたゲームをプレイして頂いて大変恐縮です、リアクションも素晴らしく楽しく見させて頂いてます
先日の大会の後、少々立て込んでおり
大切な連絡をするのが遅れてしまいました
大変申し訳ございません
その連絡なのですが…
直接、お話した方がよろしいですよね?』
〜♪
「「っ?!」」
怖っ!読み終わったタイミングで電話かけてこないでほしい
「…もしもし?」
『突然のお電話失礼します、神綺でございます』
「あぁ、どうもお久しぶりです」
『はい、お久しぶりです』
やべぇ、なんか文句言ってやろうかと思ったのに、普通に挨拶しちまった
「お久しぶりです、神綺さん」
『クレハさんもお久しぶりです』
「それで連絡ってなんですか?」
『あぁ、そうでした』
少しの静寂…
『そうですね〜』
「おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
「突然、大声でツッコミいれて何よ?」
『そうですよ、今から事務所へのお誘いの話なんですから』
「いやいや、さっきのは言う流れだろ!」
「そうかもしれないけど!少しは我慢しなさいよ」
…
…
…
……
…………
…………………
………………………
…………………………
……………………………
………………………………
…………………………………
……………………………………
………………………………………
…ん?
「あ?」
「う?」
『ん?』
んァ?
「クレハ?」
「なに?」
「なんか変なこと言った?」
「ソラじゃないの?」
『多分、私じゃないでしょうか?』
「いやいやそんなまさか、な?」
「そうよね〜いくら神綺さんと言えど、そんなタチの悪い冗談は言わないわよね」
『私が普段どんな印象を持たれているかがよく分かりますね』
「「『アハハハハハハ!』」」
おかしくなってきてひとしきり笑う
「神綺さん?」
『はい』
「マジですか?」
『はい』
マジなんですか…
「事務所っすか?」
『はい、今度設立されます』
そうだ、もしかしたら
「そこにクレハを?」
「ちょ?!」
『いえ、お二人ともです』
あっ、そうっすよね…
ア〜コメ欄が沸いてるゥ〜
事務所…事務所ねぇ…
「事務所ってなんだっけ?」
おかしいな…世界が霞んでみえる
「ソラ?!帰ってきて!」
『企業がバックアップをする、まぁ、芸能人やアイドルが所属するのと、さほど変わりませんよ、このご時世では』
「デスヨネー」
「ソラァァァァァァァ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「いやぁ、死ぬかと思った」
『クレハさんの鬼気迫る感じ的には死んでたのでは?』
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『それで、答えを聞きたいのですが』
「あ〜、そんな軽くしていいのかな?」
「そ、そうよね、親と相談もしないとだし…」
ゲッ、そうじゃねぇか…
あのゲームとか配信とかを毛嫌いしてる母さんが頷くとは思えない
『なるほど…それもそうですね…いいお返事お待ちしております』
…
あっ、電話切った
「ソ、ソラぁ〜」
「…どうする?配信」
「もう、ラストだったし」
「え〜と、それじゃあ…」
「「お疲れ様でした!」」
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「ソラ、どうするの?」
「…わからん」
「そう…よね…」
「それじゃ、また明日」
「じゃあね」
ゆっくりと紅葉の家から出る
「あ〜難しいな〜色々と」
そして、我が家への帰路を歩みだして数歩で
「そ〜ら〜!やっぱり、紅葉ちゃんのところにいた!」
面倒な女に捕まった
「今、面倒な女って思ったでしょ?」
「オモッテナイ、オモッテナイ」
「あ?私がそうだと言ったらそうなのよ?」
何をまぁ、さも当たり前のように…
「…は〜、そうですか」
「うんうん」
「それで?なんでいる」
「私が必要かと思ってね」
「そうですかい」
俺は彼女を置いて少し歩いてから振り返る
「おかえり、久しぶりだな、姉ちゃん」
「ただいま、久しぶりだね、愛しの弟」
俺の最大の理解者、黒月 夜のご帰還だった
はい、本編です
静ルートは露と消えました
余裕が出来たら残りのキャラは番外編か何かで書きます
とばした理由ですが…
前書きに書いた通りこのままだと、終わらないなと思ったからです
あと、新キャラ出したい
遅れたことに関しては本当に申し訳ございません、リアルが忙しすぎた…
ということで、過去、どこかで空くんが発言したようなしなかったような…姉の黒月 夜さんです
登場回数は少ないクセに美味しいとこだけ持っていくタイプのお姉ちゃんです
いわゆるターニングポイントに出てくる人ですね
それと、主人公組のこの展開は初期構想からあります、序章の締めくくりにはちょうどいい感じですからね
最後になりますが
ブックマークと評価ありがとうございます!
こんなに期間が開いてしまったのに、たまにアクセスがあったりして驚きと感謝でいっぱいです
それでは、また次の配信でお会いしましょう
I want to see you again…
ちなみに全員分のバッドエンドだけはもう決まってたりしてました、いつか供養します…




