コラボ相手の選び方
個人勢のニュースをしにくいのが最近の悩み。
歌配信は一昨日よりかは集まらなかったが、それでも最終的に同接は最大15万まで伸びた。
今回は2回に分けて配信したので、ちゃんとアーカイブにも残る。
既に再生回数は、25万ほどにまで達している。
最終的にどこまで伸びるかが楽しみだ。
しかし、今それとは別のことで悩みを抱えていた。
「このコラボのお誘いどうしよう。」
そう、現在僕の下には、多くのコラボのお誘いが舞い込んできていた。
その中に、登録者数を自分よりも多く抱えるVTuberも何人かいたのだ。
誰とコラボするか取捨選択するのも中々に難しい。
「とりあえず、あまりにも登録者数に開きのある人はパスかなあ…」
自分より多いのはともかく、少ない、特に1万を切るような人たちとのコラボは相当なリスクを抱えてしまうことになる。
そのような人たちとコラボする場合、よっぽど面白いことができる人でない限り、自分にそこまでコラボするメリットはない。
さらに言えば、もし相手が滑った場合、僕のリスナーが相手のことを「売名行為だ!」「面白くないくせにしゃしゃり出てくるな!」とこき下ろしてしまう事態が発生しかねない。
こちらである程度リスナーをコントロールすることはできても、完全に統制することは不可能なのだ。
余計な火種を産む可能性は排除しておきたい。
「数字を持っているVTuberの苦悩がよくわかるなあ。」
たまにバズれていないVTuberのために、そういったVTuberを集めてイベントを企画するVTuberがいるが、きっと色んな感情が渦巻きながらもやっているのだろうという想像が簡単につく。
そういう企画は比較的伸びやすい傾向にあるし、自身の株を伸ばすにもちょうどいい企画だ。
しかし、応募するVTuberは、自身のコンテンツを無料で応募先のVTuberに譲渡することにもなり、搾取だとも言われかねない。
一方で、個人勢VTuberは、バズらないと1万の壁はまず超えられないとも言われている。
そういう意味では、特に個人勢で頑張ってきたVTuberは、バズるチャンスを他の個人勢にも与えてあげたいとも思うのだろう。
基本的にwin-winの構図が出来上がっているように見えるが、少しの要素で崩壊しかねない危険性も孕んでいるのだ。
実行には細心の注意が必要だということがよくわかる。
「そこそこの数字を持ってる人たちからのお誘いはどうしよう。」
大体1万から10万くらいの登録者を抱えている人達からのお誘いだ。
なかなか難しい判断を迫られるとこだろう。
「とりあえず、自分より多く登録者数を抱える人たちからのお誘いは基本的に受けるようにして、余ったリソースをそっちの人たちに割くという感じかな。」
結局のところ登録者数というものは、交渉事においてダイレクトに響いてくる。
コラボのお誘いは、自分のリスナーをあなたと共有しますよという意思表示でもあるのだ。
チャンネル登録者数の大きい人からのオファーは、提示額の大きいオファーと差し替えても変わらない。
提示額の大きいオファーの方を選ぶのは当然の発想だろう。
「とりあえず、カラオケ配信と被らない程度でやっていくけど、最初の一週間が終わったらカラオケ配信の数の方を減らしていくかなあ。」
元々この配信は、最初のインパクトを与えるという意味合いが強かったのだ。
最初の一週間以降の連発は、リスナーを減らしていくだけだろう。
それよりも配信のバリエーションを増やしていく方がよっぽど良い。
「さあ、具体的な内容や日程の交渉に入ろう。」
これでいよいよ人と直接話すことができる。
ワクワクしながらTwitterを開く。
しかし、文章を打つ前に僕の意識は突然途切れた。
はぁぁぁあいっ!バーチャルYoutuberのゴリラでぇぇえすっ!(3D映像の作り込みがすごい)
【Vニュース】
町田ちまさん誕生日おめでとうございます!
宝鐘マリンさん、50万人おめでとうございます!
昨日に引き続きホロスターズの夏衣装お披露目が今日もあります。
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