BAN対策
Youtube Studioというものは、動画投稿者・配信者向けのツールである。
元々はクリエイターツールというものが使われていたが、10年前に作成され、Python2という古いプログラミング言語をベースにしていたために、対応できない問題が増えていったことから新しく始まったサービスだ。
僕は使えないが、アプリとして公開もされ、スマホからも使えるようになっている。
 
投稿者や配信者は、これを使って動画のタイトルや概要欄、サムネイルの置き換えといった動画投稿の最終調整や、配信待機所の作成や配信中のコメントの遅延の設定、収益化や視聴回数などの分析をする。
ついでに言うと、VTuberのスパチャ読み上げもこのツールに表示されたものを読み上げていくという仕組みだ。
 
さて、なぜこれを立ち上げたかというと、動画の最終処理をするためだ。
単純に動画を作ってはい終わりではもちろん済まない。
投稿する上で、検索に引っかかりやすい工夫、チャンネル登録や他の動画への誘導、字幕の設定など、するべきことが沢山ある。
 
「まずは、タイトルや概要欄を書き込んでいってサムネイルを置き換えてっと。」
サムネイルに使われる画像は、最初にYoutube Studioの方から動画内のシーンを切り取って提案される。
しかし、別で目を引く画像を作成した方が良いのは確かだ。
そこで、作成した画像をアップロードする必要があるのだが、そのためには、チャンネルが電話番号で認証されていなければならないのだ。
最初に本物の僕のYoutubeアカウントを乗っ取ったのはそれが理由でもある。
電話番号で認証できていないと、配信もできない。
それはVTuberにとっては、かなり致命的なことだろう。
 
そして、終了画面に表示するチャンネル登録ボタンや他のおすすめ動画の設置、カテゴリや字幕を設定していく。
学習・再現ソフトのおかげで全言語の字幕を付けられることに感動しながら作業を進めていく。
そしてタグも関係がありそうなワードをどんどん追加していく。
 
概要欄に表示されないタグは、一見意味がないように思えるが、ちゃんと検索結果に反映されているらしい。
ここまで聞くと、関係ないものでもできるだけ多くのワードを詰め込めばいいんじゃないかとも思われるが、そう上手くはいかない。
ちゃんとYoutubeのポリシーにも「タイトル、サムネイル、説明、タグを使用して、コンテンツが別のものであるかのように見せかける」ことを禁止する旨が書かれている。
さらに、見られないと思って油断していると大きな落とし穴がある。
動画ページで右クリック→ページのソースを表示→Ctrl+F→keywordsと入力し、meta name="keywords" content=より後ろの単語群を見ることで、投稿主がどんなタグを使っているのかが簡単に見れるのだ。
これを見られて公表され、炎上したVTuberもいる。
 
もちろん、見られることを意識するのも大事であるし、何よりYoutubeのAIがどのように動いているかが分からない以上、BANされるリスクを回避する上でも関係のある範囲内でタグを追加していくべきだろう。
 
「特に僕はこのアカウントを消されるわけにはいかないからなあ。」
電話番号を手に入れられない以上、このアカウントを守り抜かないといけない。
上手くいきすぎているぐらいなのだから、慎重になりすぎるくらいがちょうどいい。
冷蔵庫からこんにちは!水のように清らかに!太陽のようにみんなを照らす!サントリー公式バーチャルYoutuberの燦鳥ノムです!(清楚、さすサントリー)
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